私たちの食生活に欠かすことができない「ごはん」。
ほとんどの人が毎日食べていますよね。
毎食炊く人もいれば、1度に数回分炊いて、次食べるまで保存するという方もいると思います。
でも、どうやって保存するのがいいか迷うことありませんか。
長く保存するなら、冷凍庫だけど・・・
またすぐ食べるんだから冷凍するほどでもないし・・・
という場合、このまま常温で置いておくか、冷蔵庫に入れたほうがいいか悩みますよね。
そこで、冷蔵庫に入れた場合と、常温の場合、それぞれの保存期間や注意点を紹介していきます。
ご飯の冷蔵庫での保存期限は?
ご飯を冷蔵庫で保存する場合、季節や保存状態にもよりますが、保存期限は、だいたい2~3日程度です。
夏場なら冷蔵庫の開け閉めで庫内の温度が上がりやすく、気温や湿度が高くて傷みやすいので、2日ほどで食べきるのがおすすめです。
2~3日持つと言いましたが、冷蔵庫での保存は、丸1日を過ぎたあたりから、味も風味もかなり落ちてきます。
乾燥しやすいのもあり、パサパサ具合もひどくなります。
実はご飯にとって冷蔵庫は最も劣化しやすい環境なので、できるだけ早めには食べたいところですね。
日にちが経ち、パサパサ固くなったご飯は、チャーハンや雑炊にするとおいしく食べられます。
チャーハンの場合、炊き立てご飯を使うより、冷蔵庫にいれて、水分が少し抜けたご飯の方がべちゃっとせずに、おいしくできますよ。
筆者はいつも、チャーハンは冷ご飯でしか作りません。(炊き立てご飯で、何度か失敗したので・・・)
ちなみに、炊き込みご飯のように、具材の入ったご飯は、傷みがはやく日持ちしません。
冷凍保存するか、冷蔵庫でも24時間ほどで食べきるのがいいですね。
ご飯の常温保存の期限は?
では、常温で保存する場合ですが、一口に常温といっても、夏と冬、エアコンの効いた部屋とそうでない部屋など、状況はいろいろですよね。
菌が増えやすい温度は、10~45度ですが、特に30~40度が一番繁殖が進む温度です。
それを考えると、夏場、特にものが腐りやすいのも納得ですね。
常温で保存できる目安としては、
- 夏の時期は、6時間ほど(エアコンの入れた部屋)
- 春や秋は、12時間ほど(部屋の温度は20度を超えない時期)
- 冬の時期は、1日ほど(暖房のついてない部屋)
と言われています。
ただしこれはあくまで目安であり、保存の仕方や状況によりますので、食べる前には必ず見た目やにおいをチェックして、自己責任でお願いします。
ご飯は、菌が増えるのに必要な水分や栄養分(でんぷん)をたくさん含んでいるので、とても腐りやすい食品です。
涼しい時期でも、常温保存は短めにして、暑い時期は、冷めたら早めに冷蔵庫、もしくは冷凍庫に入れることをおすすめします。
まとめ
ご飯の冷蔵保存と常温保存について紹介してきました。
ご飯を保存するなら、基本的には冷凍が一番おすすめで、冷蔵はご飯の劣化を早めるのでおすすめできません。
常温に置く場合は、季節にもよりますが1日以上置くこともおすすめできません。
冷蔵、常温の保存期間の目安は以下の通りです。
- 冷蔵なら2~3日程度
- 常温なら季節によって6時間~1日程度
消費するまでの時間によって、冷蔵、常温どちらか最適な方を選ぶ必要があります。
そして保存する場合、菌の繁殖にはくれぐれも注意して、なるべく早めに食べるようにしましょう。
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