皆さん、おひつって使っていますか?
昔からある、炊いたご飯を入れておく木で出来たアレですね!
炊飯器で炊いたご飯でも、おひつに移し替えるだけで高級感がでますし、なにより美味しい!
旅館の朝ごはんがおひつで出てきた時は「ッシャオラ!」て小さくガッツポーズしてます私。
でもあのおひつ、ちょっと気を抜くと黒いカビが・・・
そんなカビにテンションだだ下がりのアナタ!
この記事ではおひつに生えてしまったカビや黒ずみの取り方をご紹介していきます!
「ちょうどカビに困ってたのよ!」「あらやだそろそろお手入れしようと思ってたの!」という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
おひつのカビや黒ずみの取り方
さぁ、おひつにバチバチにカビや黒ずみを生やしてしまって涙で前が見えなくなっているアナタ。
もう大丈夫です!
そのカビや黒ずみ、一緒に取っていきましょう。
おひつに生えたカビの取り方
カビの場合、まだ生えたばっかりの赤ちゃんカビであれば、乾拭きするだけでも取り除くことが可能だそうですが、もしカビの根が生えてしまったぐらいになったとしたら、サンドペーパー(紙やすり)などで木目に沿って削るように磨いていきましょう。
製造メーカーによれば、それでも「カビの根まで取れないよ」という場合はある程度削ってから「塩素系漂白剤」でカビを死滅させることもできるそうです。
ですが、このやり方でやってしまうと脱色によりおひつが変色したり、また死滅しても残ってしまうカビの変色により、おひつ本来の美しさなどが損なわれてしまうそうなので、これは本当に最後の手段として取っておく方が良いかと思います。
おひつに生えた黒ずみの取り方
そして黒ずみの方ですが、こちらは水で濡らした後、レモンの汁を使ってタワシで磨き洗いすると良いそうです。
レモンには漂白効果があるそうなので、かなり綺麗な状態に戻してくれるそうですよ!
ただし、「レモン風味の何か」では効果がないので、「生のレモン」を搾って使う事をお守りください!
おひつにカビや黒ずみが発生する原因
おひつにカビや黒ずみが発生する原因ですが、お分かりでしょうか?
カビと黒ずみの原因についてそれぞれ見ていきます。
おひつに生えるカビの原因
まずカビですが、洗った後によく乾燥させなかったり、長時間お水に浸けた状態にしていると、
カビが発生しやすくなります。
しっかり乾燥させたつもりでも、「表面だけが乾いていて中はまだ水分がある状態」という事はよくあるそうです。
また、ご飯粒なんかはカピカピになってしまうと取れにくいですよね。
なので水にしっかり浸け置きしてから洗おうと、おひつの中に長時間お水を入れて置いていたりすると、木が水分を吸い込んでしまい、カビの原因になってしまいます。
良かれと思ってやったのに、まさかその行為がカビの原因になっているとは・・・トホホである。
あとはご飯粒が取り切れておらず、そこからカビが発生!なんてこともあります。
おひつの黒ずみの原因
次に黒ずみですが、長い間おひつを使用していると、段々とおひつ自体が黒ずんでくることがあります。
この黒ずみの原因は主に「水あか」なんだそうです。
何度も洗って使用していたりすると隅などが段々と黒ずんできます。
あとはお米の「でんぷん質」と木の「タンニン」が反応して黒ずみになるようです。
基本、水あかは体には無害ですので使い続けても問題はないとのことです。
まとめ
おひつに生えたカビや黒ずみの取り方についてお伝えしました。
カビはおひつにしみ込んだ水分が主な原因なので、しっかりと乾燥させることを心がけましょう。
初期のカビであれば、しっかりと乾拭きすれば取り除くことができます。
カビの根が深い場合はサンドペーパーでこするなどちょっとした荒療治が必要になります。
今、家にあるおひつはどうですか?
カビが生えていたり、黒ずんだりしていませんか!?
おひつは直接口に入るご飯を入れておくものですから、できる限り清潔な状態を保ちつつ使っていきたいですよね。
とは言うものの、私はとんでもない面倒くさがりやなのですぐにカビを育ててしまうタイプ。
カビや黒ずみを取る方法はありますが、できるだけそうならないように日々のカビ対策をしっかりしておきたいものですね。
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