プリンは冷凍保存できますが、冷凍保存に向いているプリンと向いていないプリンがあります。
プリンを冷凍保存した場合、約1か月日持ちすると言われています。
冬場など気温・室温の低い場合は自然解凍で、夏場などは冷蔵庫でゆっくり解凍するとよいでしょう。
おすすめプリンは、なめらかプリン、カスタードプリン、プッチンプリンです。
それでは、プリンは冷凍保存できるか、冷凍保存での賞味期限はどれくらいか、解凍方法やおすすめプリンについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
プリンファンの方、またはそうでもない方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
どんなプリンも冷凍保存できる?
プリンは冷凍保存ができ、冷凍することでやさしい口当たりで食べ応えもアップしますが、冷凍保存に向いているプリンと向いていないプリンがあります。
冷凍に向いているプリン
ゼラチンを使って固めたプリンは、冷凍しても美味しく食べられます。
ゼラチンが入っているプリンは、凍らせても完全には固まらないので、表面はつるんとした感じです。
スーパーやコンビニで購入できるプリンのほとんどは、卵の使用率が低いので、冷凍保存に向いています。
冷凍にやや不向きなプリン
卵や牛乳を使って作る焼きプリンや蒸しプリンは、冷凍には向かないです。
冷凍した焼きプリンや蒸しプリンを解凍してみると、スカスカの状態で、少しパサパサした食感になってしまいます。
卵を使った手作りプリンや高級スイーツ店のプリンを冷凍すると、味がかなり劣化してしまうこともあります。
プリンによって冷凍に向き不向きはあり、冷凍に不向きなプリンの場合、食感はやや変わってしまいますが、美味しく食べられるレベルです。
冷凍にやや不向きなプリンを美味しく食べるには、半解凍くらいで食べるとよいでしょう。
冷蔵庫で保存したプリンはプルプルですが、冷凍するとシャーベット感覚で食べることができるので、あえてプリンを冷凍して食べる人も多いそうです。
プリンを買ってきたら冷蔵庫で保存するという方がほとんどだと思いますが、プリンがたくさんあって食べ切れない時や普通のプリンに飽きてしまった時には、冷凍庫で保存しておくとよいでしょう。
賞味期限が切れて腐ってしまったという心配がなくなるだけでなく、違った食感も楽しむことができますよ。
プリンの冷凍保存
プリンを冷凍保存するには、蓋が締まっている市販のプリンであれば、そのまま冷凍庫に入れるだけです。
プリンの冷凍保存方法
市販されている蓋つきのプリンは、そのまま冷凍庫に入れるだけで冷凍保存できます。
密閉されていないプリンは、冷凍庫に入っている食品からの臭い移りや乾燥を防ぐために、タッパーや冷凍用保存袋に入れてしっかりと密閉して保存することをおすすめします。
瓶入りのプリンの場合は、特に注意が必要です。
瓶を冷凍することで中の水分が凍り、膨張して瓶を壊す危険がありますので、タッパーや冷凍用保存容器に移し替えてから、冷凍保存てください。
冷凍する時間と食感
冷凍する時間が違うと、食べた時の食感や食べ応えも変わってきます。
- 2~3時間冷凍:プルプルとした中にシャリシャリ感がある
- 6~8時間冷凍:ねっとりとしてコクがあり、シャリシャリ感が強い
好みにもよりますが、どちらも美味しく食べられます。
冷凍プリンの賞味期限はどれくらい?
プリンを冷凍保存すると、1か月ほど日持ちすると言われています。
プリンを冷凍保存することで、冷蔵庫で保存するよりも長く保存できるので、すぐに食べない時には
早めに冷凍保存するとよいでしょう。
1か月以上保存しても食べられない事はないと思いますが、やはり風味や味はどんどん劣化していきます。
冷凍したプリンを美味しく食べるには、なるべく1か月以内に食べ切ってしまうことをおすすめします。
万が一解凍した時に、異臭がする、酸っぱい味がする、カビが生えている、などの異変が見られたら食べるのを止めて処分しましょう。
冷凍プリンの解凍方法
冷凍したプリンを解凍する方法は、常温の室内または冷凍庫に置いておくだけで大丈夫です。
冷凍プリンは解凍する時間によって食感が変わるので、好みの溶け具合を見計らって食べるとよいでしょう。
季節や好みに合わせて解凍
冬場など気温・室温の低い場合は自然解凍でOKです。
しかし、夏場などは常温での解凍は傷んでしまわないか不安になりますので、冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめです。
解凍する時間の目安は、下記のようになります。
- プルプルとした状態のプリンに戻す場合は、自然解凍で約1時間~1時間半
- 少しシャリっとした食感が欲しい場合は、自然解凍で40分~1時間
- シャリシャリ食感をメインにしたい場合は、自然解凍で30分ほど
お好みや気分に合わせて、解凍時間を変えても良いでしょう。
常温で長時間置いておくと傷んでしまい、菌が繁殖することもありますので、注意が必要です。
カップから出す方法
プリンを冷凍庫で6~8時間冷凍するとカチカチに凍って、食べようとしてもスプーンが入らない場合があります。
そんな時には、食べる前にプリンのカップを手で1~2分ほど包むと、溶けてカップから取り出しやすくなります。
冷凍プリンの解凍後の賞味期限
冷凍したプリンは味の劣化が早く品質も変わってしまいますので、お好みの状態に解凍できたらできるだけ早く食べ切った方が安心でしょう。
冷凍プリンのおすすめの食べ方
冷凍プリンのおすすめの食べ方として
プリンアイスにする方法
- アイスバーにする
- シャーベットにする
簡単にアレンジする方法
- ヨーグルトと合わせる
- グラノーラをのせる
についてお伝えします。
プリンアイスにする方法
アイスバーにする
プリンの蓋の中ほどに切り込みを入れ、アイス用の木の棒を刺して、冷蔵庫で保存します。
8時間ほどしっかり凍らせれば、でき上がりです。
容器を手で包んで1分ほど温めれば、取り出せます。
シャーベットにする
「プリンの冷凍保存」や「冷凍プリンの解凍方法」でお伝えしたように、冷凍時間や冷凍後の解凍時間によって、シャーベットのような感覚で味わえ、シャリシャリした食感の違いを楽しめます。
簡単にアレンジする方法
ヨーグルトと合わせる
アレンジ方法
- 市販のプリンの蓋を開けないで、10~30回くらい振る。
- 蓋を開けて、ヨーグルトを大さじ1~1.5を入れる。
- スプーンで軽くかき混ぜる。
- 蓋を元に戻して、テープなどで止める。
- 冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍庫に入れる。
ヨーグルトと一緒に混ぜることで、甘さを抑えてさっぱりとした冷凍プリンになります。
グラノーラをのせる
アレンジ方法
- プリンを冷凍する。
- お好きなグラノーラやシリアルを適量のせる。
グラノーラやシリアルをトッピングすると、食感違いの美味しさを味わえます。
手軽に美味しさと栄養も摂れる上に、アレンジも自由なのでおすすめです。
冷凍におすすめのプリン
冷凍するのにおすすめのプリンとして
- なめらかプリン
- カスタードプリン
- プッチンプリン
について紹介します。
なめらかプリン
冷凍プリンはシャーベットのような食感で楽しむことが多いですが、なめらかプリンを冷凍すると、シャキシャキとしたかき氷のような食感になります。
3~7時間ほど冷凍することで、冷凍時間によって違う味わいや食感も楽しめます。
カスタードプリン
「どんなプリンも冷凍保存できる?」でもお伝えしたように、スーパーやコンビニで販売している卵の使用率の低いものを選ぶと、より美味しい冷凍カスタードプリンになります。
プッチンプリン
プリンの定番とも言えるプッチンプリンは、卵を使用しないで寒天やゼラチンなどを使っているので冷凍保存向きのプリンだと言えます。
凍らせて食べると、アイスのようなねっとりとした食感も味わえます。
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まとめ
リンは冷凍保存できるか、冷凍保存での賞味期限はどれくらいか、解凍方法やおすすめプリンについてお伝えしました。
- プリンは冷凍保存できるが、冷凍保存に向いているプリンと向いていないプリンがある。
- プリンを冷凍保存した場合、約1か月は日持ちする。
- 冬場など気温・室温の低い場合は自然解凍で、夏場などは冷蔵庫でゆっくり解凍するとよい。
- おすすめプリンは、なめらかプリン、カスタードプリン、プッチンプリン。
つるっとしたのど越しのよいプリンも美味しくて、おやつや食後のデザートにはぴったりですが、期限内に食べきれない時や少し変わった食感のプリンを楽しみたい時などに、本記事を参考にして、是非試してみてください。
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