我が家ではよくポテトサラダが食卓に並ぶのですが、先日娘がお弁当にもポテトサラダを入れてほしいとリクエストしてきたのです。
ポテトサラダは少々傷みやすいという知識はあったので、お弁当に入れるのは無理だろうと思い困ってしまいました。
でも調べてみると、ポテトサラダは水分を多く含むので傷みやすく、お弁当に入れるのは危険といった声は多くありました。
ですが、その傷みの原因となる水分に気を付けて調理すれば、ポテトサラダはお弁当に持って行けることが分かりました。
そこで今回は、ポテトサラダをお弁当に詰めるときの危険性や、傷みにくくする調理法についてお伝えします。
お弁当にポテトサラダは危険?
私と同じく、ポテトサラダは傷みやすいことを認識している方は多いかと思います。
特に夏場、ジメジメと蒸し暑い季節にポテトサラダをお弁当として持ち歩くには少々危険ですよね。
ではなぜ、夏場のポテトサラダは危険なのでしょう。
それには以下が原因として考えられます。
水分を多く含んでいる
我が家でよく作っているポテトサラダは、必ず生のきゅうりと玉ねぎが入っています。
そしてスライスハム。
こちらは加熱処理済みとなっているのでそのまま適当に切って混ぜています。
まあ、とりたてて珍しい具材が入っているわけではないポテトサラダなので、似たような材料で調理されているご家庭はいらっしゃるかと思います。
ところが
- 生野菜を使用している
- 肉、魚類の加工品を加熱せずに加えている
以上の点が、ポテトサラダを傷みやすくする原因になります。
生野菜からは水分が出てくるので雑菌の温床になり、またハムや魚肉類(ちくわやカニカマなど)の加工食品は長時間常温に置いておくと雑菌が繁殖する恐れがあるので、必ず再加熱してから使用しましょう。
水分を多く含むポテトサラダはとても傷みやすいので、特に夏場はお弁当に詰める際は食中毒を起こさないよう細心の注意が必要です。
ポテトサラダのお弁当の詰め方
多量の水分を含む具材は避ける
特にきゅうり、玉ねぎ、トマト、レタスなどは多量の水分を含んでいますので、お弁当に入れるポテトサラダとしては避けたほうが良いです。
具材はできる限り再加熱してから加える
ハムやカニカマなど、加熱料理済みの加工食品であってもしっかりと再度加熱をしてから混ぜることで、雑菌の繁殖を極力抑えることにつながります。
酢を加える
酢は雑菌の繁殖を抑える効果が期待できますので、少量でも加えておくほうが良いです。
またマヨネーズにも酢がはいっていますので、お弁当用のポテトサラダを作る際は通常よりも少し多めにマヨネーズを加えておくのも手です。
酢を加えると日持ちしやすくなります!
ポテトサラダおすすめレシピ
お弁当用にと考えて、我が家でよく作っているポテトサラダのレシピを大公開します!
結構味が濃いめで、おつまみ的な味になるのでお弁当用には少しアレンジを加えると良いですよー!
①ジャガイモを通常通り茹でてつぶしておく。
②厚切りベーコンを1センチ角に切ってチューブニンニクを加えて炒める。(油が出てくるので、キッチンペーパーで取りながら炒める。お弁当用にはニンニクを入れなくてもOK)
③スモークチーズ(プロセスチーズ)を1センチ角に切っておく。
④たくあんを1センチ角に切っておく。
⑤すべての具材が完全に冷めてから混ぜ合わせ、マヨネーズ、塩コショウ、酢で味付けする。マヨネーズと塩コショウはいつもより少し多めに。
⑥お弁当に入っているとテンション上がる、おかずなポテトサラダ完成!
生野菜を使わずに食感が楽しめるように工夫したポテトサラダです!
ベーコンをしっかりと炒めるのがポイント。
ベーコンとスモークチーズの香りが食欲をそそります。
ナチュラルチーズは日持ちしないので、保存がきくプロセスチーズを使うと良いですよー!
ワインにもぴったりなので、晩酌にもどうぞ。
まとめ
今回は、ポテトサラダをお弁当に入れる際の注意点と傷みにくいレシピについてご紹介しました!
ポテトサラダが傷みやすい原因は、ポテト自体の水分と生野菜の水分が多いため、夏場の気温により雑菌が繁殖しやすくなるということです。
であれば、その原因となる材料の使用を極力抑え、殺菌効果のある酢を少量くわえることで、我が家では娘の要望に見事応えることができました!
もちろん、家庭料理なので絶対腐らないとは限りませんし、保冷バッグも必須ではありますが、今のところ傷んでしまったということはなかったので、ぜひ試していただけると嬉しいです!
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