安いワインの賞味期限は、一般的に1年以内とされています。
ペットボトルや紙パックに入った安いワインはすでに飲み頃の状態で販売されているため長期保存には向いていません。
ワインの開封後の日持ちは、冷蔵保存で1週間ほどです。
開封後のワインの保存は、冷蔵庫の野菜室が適しています。
未開封のペットボトルワインや紙パックのワインの保存は直射日光を避けて涼しい所で保存するか冷蔵庫の野菜室に入れておくのが望ましいです。
今回は、安いワインの賞味期限、開封後の日持ちや保存方法についてご紹介します。
開封後の日持ちや適した保存方法を知ることで、美味しいワインを楽しむことができますよ!
安いワインの賞味期限はどれくらい?
冒頭でもあるとおり、ペットボトルや紙パックのお手軽なワインはじっくり熟成させてから…というものではなく、すぐに飲める状態で販売されているものがほとんどです。
安いワインの賞味期限は、一般的に1年以内とされています。
実は、ワインには賞味期限というものは決められていないんです。
ワインはアルコールが含まれていますし、「腐る」という概念がありません。
詳しくは以下のリンク先にもご紹介していますので、合わせてチェックしてみてくださいね!
ワインは賞味期限がなく腐ることはなくても、ペットボトルや紙パックの容器のワインは完全に酸素を遮断できないため劣化していきます。
飲めないわけではないんですが、風味や味が落ちて酸味が強くなっていることがあります。
単価の安いワインは元々熟成の必要性はなく、長期保存を前提として販売されているものではないため、早めに飲むことが望ましいです。
安いワインの開封後の日持ちは?
ワインは、開封後に空気に触れると酸化のスピードが速くなります。
開封後は、一週間以内に飲み切るのが理想的です。
私が試飲した感じだと、開封後一週間でわずかに酸味が増している感じがしました。
特に、白ワインは酸化のスピードが早いと言われていて、酸化による変色が目立ちやすいので要注意です。
赤ワインは、見た目の変化こそ分かりづらいものの時間が経つと酸味や渋味が出てきます。
飲み残したワインは、しっかりふたをして酸化したり乾燥したりしないよう冷蔵保存しましょう。
また、臭い移りもしやすいため、保存の際は臭いが強い食材の近くは避けるようにしてくださいね。
もし、ワインから硫黄のような臭いがした場合は、ワインが酸欠状態になっています。
蓋を開けてしばらく置いておけば臭いは収まってくるので腐っているわけではありませんが、空気に触れると劣化が進むので早めに飲み切ってしまいましょう。
ペットボトルワインの保存方法
すでに飲み頃のペットボトルワインや紙パックワインは、できるだけ熟成が進まないように冷蔵庫で保存しましょう。
光によって劣化が進まないように新聞紙で包み、あまり冷たすぎない冷蔵庫の野菜室での保管が適しています。
ペットボトルのワインは、時間が経つと酸化しやすく劣化するのが瓶のワインより早いですが、中身の質が悪いわけではありません。
ペットボトルワインの長所は、持ち運びが簡単で開封しやすいところです。
飲み終わったあとの処理も簡単なので、お花見やバーベキューなどに持って行くのにおすすめです。
また、紙パックのワインは、実は酸化しづらいため開封後も1ヶ月ほど冷蔵庫で保存が可能なものもあります。
ワインが好きな方は、瓶やペットボトル、紙パックなど飲むシチュエーションで選ぶのもよいでしょう。
まとめ
今回は安いワインの賞味期限や開封後の日持ち、保存方法について紹介しました。
- 安いワインの賞味期限は1年以内が目安
- 安いワインの開封後の賞味期限は約1週間
- ペットボトルワインの保存は冷蔵庫の野菜室が適している
価格の安いワインは、直接日光が当たらないように冷蔵庫で保存すると劣化を少しでも遅らせることにつながります。
正しい保存方法で安くて美味しいペットボトルワインや紙パックワインを楽しみましょう!
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