炊飯器ピラフは簡単で失敗しないイメージですが、ご飯に芯が残ってしまうことがあります。
炊飯器ピラフを芯が残らないように炊くコツは下記の通りです。
- 炊飯器に合った量を作る
- 米を30分吸水させる
- 炊飯釜に米が一番下になるように入れる
また、炊飯器ピラフの水加減も失敗の原因になりやすいです。
水の量は普段の炊飯より少なめにする方が上手くいきます。
ピラフの味つけによって多少違いますが、水の量は1合に対して180ccが目安になります。
芯が残るピラフの救済方法は
- 炊飯器で再加熱する
- 電子レンジで加熱して蒸らす
- フライパンでリゾットにする
などの方法があります。
それでは、さらに詳しく炊飯器ピラフを失敗しないコツ、芯が残るピラフの救済方法を紹介します。
炊飯器ピラフを芯が残らずに作る方法
炊飯器でピラフを炊くとき、失敗しないで芯が残らずに作るには炊飯器に合った量を作ることが大切です。
炊飯器は容量の6~7割の量で稼働させると、熱の対流がよい状態で炊くことができるとされています。
ですので、炊飯器ピラフを作る際は
- 炊飯器が5.5合炊きなら3合まで
- 炊飯器が3合炊きなら2合まで
上記の量を守るようにしましょう。
尚、具材は米に対して2割を目安にすると、重量とバランスが良いようです。
水の量
水の量はいつもの炊飯より少なめに水加減するのがコツです。
最初のうちは目分量ではなく、水を計量することをおすすめします。
炊飯器ピラフは、使う調味料によって誤差はあるものの水の量は1合に対して、180ccが目安になります。
また、炊飯前の下準備も大切です。
- お米を洗って30分程吸水させてからザルにあげて水を切る
- 炊飯釜に初めに米を入れる
- 計量した水と調味料を入れ軽く混ぜる
- 具材をのせる(具材をのせたら混ぜない)
炊飯釜の中でお米が一番下になるようにしましょう。
炊飯釜に米を入れて水と調味料を入れたら軽く混ぜますが、具材はそのままのせるだけにします。
米と具材を炊く前に混ぜてしまうと、お米の熱の入り方に差がでてしまいます。
お米が炊きムラになって芯が残る原因にもなりますので、そのまま混ぜずに炊いてください。
また、炊飯前に米や具を炒めてから炊飯するレシピは、炒めた後必ず冷ましてから炊飯器に入れるようにしましょう。
炒めてすぐアツアツのまま炊飯してしまうと、炊飯器内の温度管理機能が誤作動し、芯が残るピラフになってしまいます。
バターでお米を炒めると風味がよくなりますが、冷ます時間がないときは米は炒めなくてもいいでしょう。
炊飯の際に具材と一緒にバターをのせる方法でも美味しく出来上がりますよ。
芯が残った炊飯器ピラフの救済方法
炊飯器でピラフを作って芯が残ると、そのまま食べるのは抵抗がありますよね。
固いままだと消化が悪くなるので、もう少し加熱してリカバリーしましょう。
簡単な救済方法で美味しく復活しますので安心してください。
再度炊飯ボタンを押す
芯が残る炊飯器ピラフは、水を50ccほど入れてもう一度炊飯ボタンを押します。
15分ほどしたら炊飯を取り消して、蒸らしておきましょう。
本格的に炊く必要はなく、再加熱と蒸らし時間を増やすというイメージです。
水を入れ過ぎるとご飯が柔らかくなりすぎてしまうので気を付けてくださいね。
電子レンジで加熱
電子レンジでの加熱方法は、
- お皿にピラフを移す(平らに広げる)
- ピラフに大さじ1杯ほどの水をかけラップする
- 600Wで1分半ほど加熱しそのまま蒸らす
ラップを外して芯が残っていないか確認し、まだ固いところがあればもう少し時間を足して加熱してください。
フライパンでリゾットに
芯が残る炊飯器ピラフは、フライパンに移してブイヨンを加えてリゾット風にしてみてはいかがでしょうか。
- お米の芯がなくなるまで弱火で10分ほど煮る
- 強火にして水分をある程度蒸発させる
最後にとろけるチーズをかけたり、粉チーズをかけたりすると本格的なリゾットになりますよ。
まとめ
炊飯器ピラフを失敗しないで作る方法や、芯が残ってしまったときの救済方法をお伝えしました。
炊飯器ピラフを芯が残らないように炊くコツは
- 炊飯器に合った量5.5合炊きなら3合、3合炊きなら2合までで作る
- 米を30分吸水させ水の量は1合に対して180ccを目安にする
- 炊飯釜に米が一番下になるように入れ炊く前に具材と混ぜない
芯が残るピラフの救済方法は
- 炊飯器で再度炊飯ボタンで再加熱する
- 電子レンジで加熱して蒸らす
- フライパンでリゾットにする
炊飯器ピラフは、容量を守って作りましょう。
水は測った方が確実ですが、測らない場合は炊飯器の釜の線より下に水を合わせます。
具材を変えていろいろな炊飯器ピラフを楽しんでくださいね。
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