暑い時期はキンキンに冷えた桃で涼をとりたいと思い、冷蔵庫で冷やして食べるのですが思ったより甘くないと感じるときがあります。
その原因は、桃は冷やし過ぎると甘味や香りを感じにくくなってしまうためです。
甘みを失わず、かつ冷たい桃を食べるには、食べる15分くらい前に皮を剥かずにそのまま氷水に浸けておいてから食べるのがおすすめです。
それではもう少し詳しく氷水を使った桃の冷やし方や、桃を美味しく食べる方法について見ていきます。
桃の氷水での冷やし方法
実は桃は冷蔵庫で芯まで冷やし過ぎてしまうと、甘みを感じにくくなってしまうのです。
とはいえ、暑い時期に常温のぬるーい果物を食べるのは気が進まない…。
そんな時は、氷水に浸けてから食べてみてください。
常温で追熟させた桃を皮つきのまま氷水に約15分ほど浸けると、表面はキリッと冷たく、中はまだ常温の状態になります。
この状態が表面のヒンヤリ感で涼をとりつつ、甘さがキープされた桃を美味しく食べることができるというものです!
桃を甘くする方法
購入した桃が甘くなかった場合、桃はどんな状態でしたか?
もし、購入直後であれば「完熟」していない可能性があります。
そんな時は、まず常温で追熟してみましょう!
桃はデリケートでとても傷みやすいので、店頭に並んでいる桃はまだ完熟しきっていない状態で置かれていることがほとんどだと思います。
桃は冷蔵庫など冷たい場所では追熟が進みませんので、常温で3日ほど置いて追熟をさせてから食べてみてください。
香りもより芳醇でジューシーな桃に変化しているはずです!
砂糖水につける
完熟しているはずなのに、やっぱり甘くない…。
そんなこともありますよね。
そんな時はもう、強制的に甘くしてしまう力わざでいきましょう(笑)
桃は皮を剥いて食べやすい大きさにカットしておき、200mlの水に対しレモン汁大さじ1杯と、砂糖大さじ2杯を入れた液に一晩漬けると、足りなかった甘みとほのかな酸味が足されてとってもおいしくなります。
自家製シロップ漬けのようなものですね!
ただし、皮をむいてしまっているので、液につけているとはいえ、長時間おくと酸化により変色していきますので、早めに食べきってしまうほうが良いです。
桃を美味しく食べるアレンジ料理
桃のサイダー
- 冷凍した桃を一口サイズにカットしておく
- グラスに冷凍したままのカット済み桃を入れる
- サイダーを注ぐ
凍った桃が氷の代わりになり、サイダーも冷たく、ほんのり桃の香りも癒されます。
半解凍状態になってから桃をそのまま食べたり、つぶしてサイダーに溶かして飲むのも美味。
サイダーの甘みも加わって桃が甘く感じますし、しゅわしゅわ感も楽しいです!
桃アイス
- 凍らせた桃を半解凍状態にする
- お好みのバニラアイスを少し解凍させて柔らかくしておく
- 1と2を混ぜ合わせる
こちらもめちゃくちゃ簡単!バニラの濃厚な甘みと桃の香りでワンランク上のデザートに変化します!
柔らかくしたアイスは再度凍らせず、柔らかいまま食べたほうがくちどけなめらかで美味しいですよ。
まとめ
桃の冷やし方についてご紹介しました。
桃を丸ごと氷水に15分ほど浸けるだけで、甘くて冷たい美味しい桃が食べられます。
桃は常温でしっかりと追熟をしてから食べましょう!
桃は常温がもっとも甘みを感じやすくなりますので、氷水で表面だけをキリッと冷やしてから食べるのがベストです。
その他、砂糖水につけて甘みを足したり、少しアレンジを加えてスイーツにしたりといろいろ試してみてください。
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