春頃に出回る新じゃがは、小ぶりで柔らかく、独特の甘みがあるのが特徴です。
そんな新じゃがですが、新鮮なものは泥が付いたまま売られていたり、洗ってもなんとなく泥臭く感じることがあります。
新じゃがいもが泥臭いのは、じゃがいもに含まれるアクが原因の場合があります。
水にさらしてアク抜きをすることで泥臭さをなくすことができます。
また、新じゃがについた泥は水に浸してからスポンジなどでこすると簡単にとることができます。
土の付いたじゃがいもは、土を落とさずに常温保存がおすすめです。
今回は、新じゃがの洗い方、泥臭さをとる方法、おすすめの保存方法などをご紹介します。
せっかくの新じゃがをおいしく味わいたい!という方はぜひ読んでいってください。
新じゃがの泥の落とし方
まずは泥の付いたじゃがいもの洗い方をご説明します。
- 水を張ったボウルにじゃがいもを入れ、10分ほど浸ける
- 汚れが浮いてきたら水を取り替える(2~3回繰り返す)
- 水からあげたじゃがいもを柔らかいスポンジでこする
以上のステップで汚れをしっかり落とすことができます。
皮ごと食べる場合は、そのまま調理してしまえばOKです。
新じゃがは普通のじゃがいもに比べて皮が薄く、剝かなくても食べやすいのが特徴です。
皮と身の間には栄養も多く含まれるため、そのまま調理するのがおすすめですが、気になる場合は皮を剥いて使いましょう。
ピーラーを使っても問題ありませんが、丸めたアルミホイルや硬めのたわしでこするだけでも皮をこそげとることができます。
薄く剝きたいときはピーラーよりもおすすめです!
土臭さを消す方法
きちんと洗っても土臭さが残る場合は、調理によって匂いを抑えることが可能です。
じゃがいもはアクを多く含むため、それが土臭さの原因と考えられます。
アクはえぐみの元にもなるので、食べやすい大きさに切った後、水にさらしてアク抜きを行うことが食べやすくするポイントです。
水にさらしておくことは、空気に触れる時間を減らして変色を防ぐ効果もあります。
ただし、煮物や汁物など水の中で火を入れるような料理の場合は、切ってそのまま使用しても問題ありません。
また、水にさらすとでんぷんも流れ出るため、じゃがいも同士がくっつきにくくなります。
ガレットなどのでんぷん質を利用して固める料理の時は、水にさらさないようにしましょう。
土の付いたじゃがいもの保存方法
じゃがいもは、土を落とさずに常温での保存がおすすめです。
洗って水に触れると傷むのがはやくなるため、洗わずに新聞紙に包んで保存しましょう。
風通しの良い冷暗所に置いておけば、大体3カ月ほどは持つと言われています。
とはいえ、他の食材と同様に環境や鮮度によって日持ちは変化します。
常温で保存していて
- 皮が緑色になったり
- 芽がたくさん出たり
といった変化が見られる場合、傷んでいるため食べない方が無難です。
冷蔵での保存も可能ですが、低温での長期保存には向いていません。
そのため、冷蔵庫に入れる場合は新聞紙やキッチンペーパーに包んで野菜室にしまいましょう。
まとめ
今回の記事のまとめです。
新じゃがの泥の落とし方
- 水を張ったボウルにじゃがいもを入れ、10分ほど浸ける
- 汚れが浮いてきたら、水を取り替える(2~3回繰り返す)
- 水からあげたじゃがいもを、柔らかいスポンジでこする
新じゃがは皮付きでも食べられますが、剥く場合はアルミホイルやたわしでこするのがおすすめ!
洗っても土臭さが残る場合は、じゃがいものアクが原因です。
切った後水にさらしてアクを抜きましょう。
※水で煮る場合やでんぷん質を流したくない時は、水にさらさなくてOKです!
土の付いたじゃがいもの保存方法については、土を落とさずに常温保存がおすすめです。
冷蔵の場合は低温を避け、野菜室で保管しましょう。
いかがでしたでしょうか。
春の味覚・新じゃがの扱い方についてご紹介しました。
上手に使って料理に旬を取り入れましょう♪
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