キャンプ用品の定番、ツーバーナーは本当にいらないのでしょうか。
ツーバーナーは、
- 重い
- かさばる
- 値段が高い
などと言われています。
しかし、大人数でキャンプすることが多い方や、小さい子どもを連れていくファミリーキャンプにはとても重宝します。
ツーバーナーは、焚火の火が安定するまでの間、軽食を作ったり子供にさっとご飯を食べさせたい時など使う場面は多々あります。
ツーバーナーは家のキッチンで料理をするように失敗なく、2品同時進行で作ることができるのが最大の魅力です。
例えば、ツーバーナーで下記のように同時に作るとスピーディに食事の支度ができますよ。
- ケトルでお湯を沸かしてホットサンドを作る
- ご飯を炊きながら、カレーを煮込む
- アヒージョとガーリックトーストを作る
今回は、キャンプでツーバーナーはいらないのか?どんな場面で必要性があるのか?など詳しく紹介します。
ツーバーナーで作るおすすめの料理レシピやツーバーナーをのせるおすすめのスタンドも紹介していきます。
ぜひ参考にしてください!
キャンプでツーバーナーは必要?いらない?
キャンプでツーバーナーが活躍するキャンプスタイルは下記の通りです。
- 大人数でキャンプする
- 料理を多種類作る
- 連泊する
- 小さい子供がいる
- 雨の日や寒い日のキャンプ
特に、大人数でのキャンプにはコンロが2つあると断然便利です。
大人数でする炭火焼きでの焼肉などは楽しいですが、焼き待ちの人が出てしまう瞬間があります。
そんな時、ツーバーナーがあれば同時進行で料理が出来るため、何も食べられない手持ち無沙汰の人を出さずにすみますよ。
焚火のように火加減が難しくないため、普段料理しない人でもツーバーナーがあると料理に参加しやすいようです。
料理する人が2人以上いるキャンプならツーバーナーは大活躍します。
バーベキューコンロ以外に2口のガスコンロがあれば、どんどん料理を作っていくことができます。
カセットコンロやシングルバーナーももちろん便利ですが、外ではお湯を沸かすだけでも思った以上に時間がかかるものです。
人数が多ければ2口あるツーバーナーの方が効率がよいでしょう。
また、連泊するときもツーバーナーは必要性が高いです。
日中は薪に火をつけなくても料理はツーバーナーがあれば事足りるでしょう。
カセットコンロもキャンプでは活躍しますが、気温が低いとCB缶のガスの出方が弱くなる傾向にあるので、アウトドア用に作られたOD缶を使うツーバーナーの方が火力が安定します。
ツーバーナーはあまりいらないと考えられるキャンプスタイルは、下記の通りです。
- ソロまたはデュオキャンプ
- 炭火でのバーベキュー料理が中心のキャンプ
ソロやデュオキャンプで炭火での料理を楽しむ人は、ツーバーナーはほとんどいらないと考えていいでしょう。
シングルバーナーがあればコーヒーやラーメン用のお湯もすぐに沸かせますし、ツーバーナーはかさばるだけかもしれません。
焚火台に網をのせればバーベキューをしながら少し他の料理もできますので、2つもコンロがあってもあまり使う機会はないかもしれません。
ただ、料理は炭火派の人も突然の雨や強風など状況が変わることもありますので、シングルバーナーだけは持っていくと安心ですよ。
ツーバーナーで作るおすすめレシピ
ツーバーナーの具体的な使い道を挙げてみると
- コーヒーとホットサンド
- ご飯とカレー
- アヒージョとガーリックトースト
- ステーキとピラフ
- 焼きうどんとスープ
- ラーメンと野菜炒め
- ホットドッグとミネストローネ
- パンケーキとカフェオレ
など2つコンロがあると、2種類一気に出来るため時短にもなります。
さらに、ホットサンドメーカーを使うと料理の幅も広がりますのでおすすめですよ。
ツーバーナーで作るホットサンドメーカーを使ったおすすめメニューのレシピを紹介します。
ホットサンド&クラムチャウダー
ホットサンドの作り方
【材料】
- 食パン2枚
- バター10g
- ハム1枚
- マスタード少し
- トマト1切(1個をうすくスライス)
- レタス1枚
- とろけるチーズ1枚
【作り方】
- 食パンにバターを塗る
- 材料をのせてもう一枚の食パンをのせる
- もう一枚の方にもバターを塗ってふたを閉じる
- 火をつけ中火で途中裏面にひっくり返しながら5分ほど焼く
焼き加減は開けて確認してくださいね。
食材の準備が面倒なときは、「ゆるキャン△」でもやっていましたが、市販の肉まんもおすすめです。
表面にバターをぬってホットサンドメーカーで両面を焼くだけでも、美味しい朝ごはんやおやつになりますよ。
クラムチャウダーの作り方
【材料】
- 玉ねぎ1/2個
- 人参5cmくらい
- じゃがいも1個
- ベーコン厚切り1枚
- アサリの缶詰1缶
- バター20g
- 小麦粉大さじ2
- 牛乳400cc
- 水200cc
- コンソメ1個
- 塩少々
- 胡椒少々
【作り方】
- 材料を小さめに切る
- 鍋にバターを入れアサリ以外の材料を炒める
- 小麦粉を入れて炒め牛乳でのばす
- コンソメ、水、アサリを入れて煮込む
- 塩、胡椒で味を調える
キャンプツーバーナーおすすめスタンド
ツーバーナーは、そのまま直置き出来ないので、何らかの台が必要になります。
スタンドには、シンプルにツーバーナーを置くだけのスタンドとテーブル付きのスタンドがあります。
ツーバーナーのスタンドでおすすめなのは、
- コールマンのツーバーナースタンド
- ユニフレームのキッチンスタンド
どちらもしっかりした作りで組み立てが単純でわかりやすいところがおすすめです。
コールマンのスタンドの方は別売りのコールマンのテーブルと連結出来るのも魅力です。
コールマンのツーバーナースタンド
実際に、筆者はコールマンのテーブル付きツーバーナースタンドを何年も愛用しています。
購入のきっかけは、ガスが1口しかないと足りないと常々感じていたからです。
隣のサイトでファミリーが便利そうに使っているのを見て、キャンプに行った翌日に購入した次第です。
コールマンのツーバーナースタンドは、軽くて力もいらないので一人でも組み立てが可能です。
スタンドとテーブルをつなげるとガス台と調理台のあるミニキッチンスペースが実現します。
スタンドは、コールマンのツーバーナーを置き、コンロの下からOD缶を付けるようにします。
テーブルのスペースは、調味料やカッティングボード、食材を置くとすぐにいっぱいにはなりますが、狭すぎると感じることはありません。
コンロ下のデットスペースにはメッシュの棚が付いているので、調理器具やゴミ袋などを入れておくこともできます。
テーブルは、しっかりした作りなので、包丁で食材を切っているときに揺れたりしません。
テーブルは、スキレットやダッチオーブンなどの重い鍋を置いても大丈夫です。
さらに、撤収時にはコンパクトに折りたためて付属のグリーンの袋に収納すれば、統一感があって見た目にもスッキリまとまりますよ。
ユニフレームキッチンスタンド
キャンプ道具の中でもおしゃれで丈夫なユニフレームのキッチンスタンド。
熱に強いステンレス製ですので、調理したアツアツの鍋をそのまま置いても大丈夫です。
コールマンに比べると高額ですが、耐久性がありますしキャンプによく行く人なら購入しても損はないでしょう。
ユニフレームの製品は、レンタルで何度か使用していますが、使いやすく丈夫ですのでおすすめです。
キャンプで料理しているときは、作業しているスペースが散らかってしまうことが多いですが、ユニフレームのキッチンスタンドなら棚に道具をのせて格好よく見せる収納を実現できます。
まとめ
今回は、キャンプでツーバーナーはいらないのか?どんな場面で必要か?おすすめの料理やスタンドを紹介しました。
- キャンプでツーバーナーが必要かはキャンプのスタイルで判断するとよい
- ツーバーナーが活躍するのは大人数でのキャンプや小さい子ども連れのキャンプ
- ツーバーナーがあまりいらないのはソロ、デュオキャンプ、バーベキュー中心の食事をするキャンプ
キャンプは何人で何を作って食べるかでタイムスケージュールや必要な道具が変わってきます。
大人数やファミリーキャンプのスタイルではツーバーナーは必要性がありますので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント