うっかり賞味期限を切らしてしまってた…。
そんな経験、ありませんか?
きっと誰しもそんな経験をお持ちではないかと思われるのですが(私だけ?)
例えばひき肉の賞味期限が切れた場合はどうしてますか?
食中毒…。
頭をよぎるかとは思いますが、賞味期限切れのひき肉はハンバーグにして加熱してしまえば大丈夫では…?
なんて都合のよい考えを起こしてしまう私なのですが
実は賞味期限切れのひき肉をハンバーグにしてしまうのは危険だったのです…。
この記事を読み終えるころには、賞味期限切れのひき肉に対して正しい判断ができるようになり、リスク回避ができるようになります!
ぜひチェックしてみてくださいね!
こんな賞味期限切れのひき肉はやばい!
賞味期限とは「食品が安全に食べられる期限」となっているため、基本的に賞味期限切れの食品を食べること自体がリスクを伴うことになります。
賞味期限切れの食品を食べることは自己判断に委ねられることになるため、どんな状態が危険であるのかを認識しておく必要がありますよね。
特に生のひき肉に関しては、塊肉と比べて空気に触れている箇所が多いため傷みが早いと言われていますので、細心の注意を払い判断するようにしましょう!
具体的に生のひき肉が傷んでしまった場合はどうなるのかと言うと
- 鼻の奥からツンとしびれるような腐敗臭がする
- 黄色や緑色っぽくなり、元の生肉の色と比べて明らかに変色している
- 粘り気があり、糸を引くようになる
このような状態になっていると、すでに食べることができない可能性が非常に高いです。
食べる食べないの判断は自己判断とはいえ、この状態でハンバーグにして食べることはたとえ加熱するとしても大変危険です。
賞味期限切れのひき肉をハンバーグに利用するリスク
冒頭で記述した
「賞味期限切れのひき肉でハンバーグを作ることのリスク」
についてですが、これには理由があります。
基本的に菌は75℃以上で1分以上加熱すれば死滅するものなのですが、いわゆる食中毒を引き起こす菌の中にはそれでも死滅することのないものが存在します。
ひき肉をそのまま加熱して肉そぼろ的な状態で食べるなら、しっかりと火を通すことも可能ではあると思います。
ところがハンバーグとなると、タネの内部までしっかりと火を通すというのが結構きわどいものだったりしませんか?
それでいてなかなか死滅することのない菌が存在するということであれば、ハンバーグとして利用するのはかなりリスキーだということです。
それでも自己判断ではあるのですが、そうしたことから私としては賞味期限の切れたひき肉は、特にハンバーグのタネに利用することは避けたほうがよいと考えます!
また、すでに食べてしまった後にひき肉の賞味期限切れに気が付いてしまったという場合は、まずは慌てず様子を見るようにしましょう!
必ず食中毒の症状が出るとは限りません。
それに、症状が出ない限りは病院へ行っても診察のしようがないことがほとんどですので
腹痛、嘔吐、血便など、食中毒と思われる症状が出始めたら医療機関で診察してもらうようにしましょう!
賞味期限切れのひき肉でハンバーグを作っても大丈夫?のまとめ
今回は、賞味期限切れのひき肉でハンバーグを作ることのリスクについてご紹介しました!
以前までの私は
「怪しいものはとりあえず火あぶりにすればなんとかなる」
という、なんとも暴力的な考えで調理してしまってました(笑)
ただ、今回のように改めて冷静になって考え直してみると、かなり危険な行為だったかなと反省してます…。
軽率な行動をすることで食中毒を起こしてしまう危険性、そしてその治療にかかる費用。
何一つ自分にとってメリットとなることはないので、食品に関しては正しい認識を持つことがいかに大切かということが、今回の記事で参考になれば幸いです!
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