鶏そぼろは、作り置きしておくと何かと使い道があって重宝しますよね。
でも、レシピによって日持ちの記載は様々ですので、実際いつまで食べられるのか気になります。
鶏そぼろの日持ちは冷蔵保存で3~4日と言われています。
鶏そぼろは傷みやすいため、常温で保存するのは避けましょう。
鶏そぼろは、冷凍保存すると1ヶ月ほど日持ちします。
鶏そぼろが傷むのを予防するには、冷凍保存がおすすめです。
鶏そぼろ弁当はそぼろとご飯の水分で傷みやすいため、作ってから5~6時間で食べた方が安心です。
また、瓶詰め鶏そぼろの開封後の日持ちは、4~5日が目安です。
腐ると糸を引くので注意しましょう。
今回は、鶏そぼろの日持ちについてと瓶詰鶏そぼろは開封したらいつまで食べられるのかを調査しましたので紹介します。
鶏そぼろの冷蔵庫での日持ち
鶏そぼろの冷蔵保存の日持ちは3~4日程度です。
鶏そぼろを作るとき、鶏肉から出た水分をしっかり飛ばすことで、糖分と塩分の濃度が高くなります。
食品につく微生物は水分が少ない環境では活動が鈍くなるため、鶏そぼろはすぐには傷まず日持ちさせることができます。
特に塩分濃度が高いと微生物は繁殖しづらく、さらに生姜を加えた鶏そぼろは生姜の殺菌作用により傷みづらくなるようです。
ただし、手作りの鶏そぼろは保存料などの添加物は入っていませんので、長期に冷蔵庫で保存するのはおすすめできません。
微量でも調理中に付いた細菌が徐々に増殖する可能性があるためです。
また、味付けに使う調味料を控え薄味で水分が多く含まれている鶏そぼろは、傷むのが早いため作った当日に食べ切った方が安心です。
鶏そぼろは、しっかり水分を飛ばしていても気温が高い環境では傷みやすく、常温保存はしない方がいいでしょう。
前日の夜に作って冷蔵庫に入れ忘れた鶏そぼろは傷んでいる可能性がありますので、お弁当に持って行かない方が賢明です。
鶏そぼろの保存を効かせるコツは下記の通りです。
- 味を濃くする
- 水分を飛ばす
- 冷ましてから保存する
この3点が重要なポイントになります。
冷蔵庫で保存するときは、生鮮品を入れる時などに使う「チルド室」がおすすめです。
冷蔵室は一般的に2~5℃ですが、チルド室は、0~3℃と低く傷みを遅らせる効果があります。
食べるときは、電子レンジで加熱するかフライパンで炒り直すと美味しく食べられますよ。
鶏そぼろの冷凍での日持ち
鶏そぼろを作り置きするなら、断然冷凍保存をおすすめします。
鶏そぼろの冷凍保存の日持ちは約1ヵ月ほどです。
鶏そぼろの冷凍保存方法は、下記を参考にしてください。
鶏そぼろの冷凍保存方法
- 一食分ずつラップで平たく包む
- ジップ付きの袋に入れる
- 空気を抜いてから袋を閉じる
食べるときは、前日に冷蔵庫に移して解凍し電子レンジで1~2分加熱してください。
電子レンジの加熱時間が長いと鶏肉が固くなりますので注意しましょう。
鶏そぼろは冷凍庫で1ヶ月以上経っても食べられますが、冷凍焼けを起こすことがあります。
冷凍庫の臭いが移ってしまって、不味く感じることもあるようです。
冷凍焼けした鶏そぼろは、コロッケの具などに使うと食べやすくなりますよ。
鶏そぼろの弁当での日持ち
鶏そぼろ弁当は作った時間から5~6時間の日持ちになります。
鶏そぼろにご飯に含まれる水分が加わり傷みやすくなります。
保冷剤を入れて涼しい室内に置くようにしましょう。
特に気温が高い夏場に鶏そぼろ弁当は向いていません。
持ち歩く時間にも寄りますが、早朝に作った弁当を午後になって食べるのは避けた方がよさそうです。
鶏そぼろ弁当は白飯をしっかり冷ましてから鶏そぼろをのせるようにしてください。
薄味で水分が多い鶏そぼろはあしが早いので、弁当用には意識的に濃い味付けにするのをおすすめします。
砂糖:みりん:しょうゆを1:1:1の割合で加え水を一切入れずに作るのが日持ちさせる鶏そぼろを作るコツです。
瓶詰鶏そぼろの開封後の賞味期限
瓶詰鶏そぼろの開封後の賞味期限は、ニッスイの場合4~5日とホームページに記載されています。
開封後のびん詰は、外から空気・水・微生物などが侵入するため、4~5日以内にお召しあがりください。
微生物の増殖をおさえるため、びんから中身を取り出す時は清潔なスプーン等を使用し、開封後は冷蔵庫で保管してください。
引用:ニッスイHP
また、微生物の増殖をおさえるために瓶から取り出す時は清潔なスプーン等を使用することが推奨されています。
食べた後は、しっかりふたをしめて冷蔵庫で保存しましょう。
他メーカーでも瓶詰鶏そぼろは「開封後早めにお召し上がりください」と記載されていますので、あまり長くは日持ちしないようです。
瓶詰鶏そぼろは、お弁当や冷奴のトッピングなどに便利で大変人気がありますが、使い切れずに残してしまって時間が経過すると腐ってしまうことがあります。
腐った瓶詰の鶏そぼろ
- 糸を引く
- カビが発生する
- 納豆の臭いがする
- 酸味がある
- 変色する
開けた時に臭いがおかしいと思ったら食べるのを中止してくださいね。
瓶詰鶏そぼろ使い切りレシピ
かぼちゃの鶏そぼろあんかけ
<材料>
- かぼちゃ 1/4個
- 瓶詰鶏そぼろ 60g
- 顆粒だし 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- しょうゆ 大さじ2
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ2
<作り方>
- かぼちゃは一口大に切る
- 切ったかぼちゃを耐熱皿にのせてラップをして600Wのレンジで3分ほど加熱する
- 鍋にかぼちゃ、顆粒だし、砂糖、酒、しょうゆを入れる
- かぼちゃがひたひたになるまで水を入れて煮る
- かぼちゃがやわかくなったらそぼろを加える
- 水溶き片栗粉でとろみをつけ火を止める
<美味しく作るコツ>
瓶詰鶏そぼろは味がしっかりしているので、かぼちゃの煮汁は薄めで大丈夫です。
かぼちゃをレンジで加熱してから煮るので、出来上がりまで5分程度とかなり時短になっています。
鶏そぼろ入り卵焼き
<材料>
- 卵 3個
- 牛乳 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 瓶詰め鶏そぼろ 大さじ1
<作り方>
- 卵を溶きほぐし砂糖、しょうゆを入れて混ぜ合わせ牛乳も入れる
- 瓶詰鶏そぼろを入れてさらに混ぜる
- 熱したフライパンで焼いていく
<美味しく作るコツ>
鶏そぼろが偏ってしまうので混ぜたらすぐ焼くのがポイントです。
火が強いと固くなって焦げやすくなるので注意しましょう。
鶏そぼろトースト
<材料>
- 食パン6枚切り 1枚
- 瓶詰鶏そぼろ 大さじ2
- ピザ用チーズ お好みの量
- バター 10g
<作り方>
- 食パンに鶏そぼろをのせ、さらにピザ用チーズをのせる
- オーブントースターで4~5分焼きチーズが溶けていたら取り出す
<美味しく作るコツ>
鶏そぼろはこぼれやすいのでバターを塗って焼くとなじみやすいです。
まとめ
今回は、作り置きの鶏そぼろの冷蔵保存、冷凍保存での日持ち、瓶詰の鶏そぼろの開封後の賞味期限についてお伝えしました。
- 鶏そぼろの冷蔵庫での日持ちは3~4日
- 鶏そぼろの冷凍での日持ちは約1ヶ月
- 鶏そぼろの弁当での日持ちは5~6時間
- 瓶詰鶏そぼろの開封後の賞味期限は4~5日
鶏そぼろが作り置きしてあると心強いですよね。
傷まないようにしっかり味を付けて冷凍保存しておきましょう。
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