土が付いたさつまいもは日持ちがするのを知っていますか。
しかも、さつまいもは土が付いた状態でねかせると甘みが増すんですよ。
土は保湿の役割をするため、全部落とさず新聞紙やキッチンペーパーでさつまいもを包んで、直射日光の当たらないところで保存します。
保存場所は風通しのよいところがおすすめです。
さつまいもがたくさんある場合は、新聞紙を敷いた段ボールに土を軽く払ってから入れるようにします。
完全に密封せず、軽くふたを開けて通気性を保つようにしてください。
室内に置き場所がなかったら、新聞紙かキッチンペーパーに包んで直接冷気に当てないようにすれば冷蔵庫の野菜室でも大丈夫です。
さつまいもの洗い方は、水洗いして土を落としていくという方法になります。
洗う前に10分ほど浸水させてから、たわしで軽くこするようにすると、汚れが浮いて土を落としやすくなります。
また、保存したさつまいもの賞味期限は、約1か月です。
さつまいもは保存中にでんぷんが糖に変化して甘くて美味しいさつまいもになりますので、正しい保存法を知って美味しいさつまいもを頂きましょう。
それでは、土付きさつまいもの洗い方、保存方法、賞味期限を紹介します。
土付きさつまいもの洗い方
土付きさつまいもの洗い方は、
- 水を張った容器にさつまいもを浸す
- 10分ほどたったらたわしで軽くこすって土を洗い流す
また、メラミンスポンジで洗うと表面がツルツルになるという情報もありますが、メラミンスポンジは洗っているときに皮の表面をこすりすぎてしまうことがあります。
メラミンスポンジは、どうしても汚れが落ちにくいときのみ使用しましょう。
土付きさつまいもの保存方法
さつまいもの保存方法は、日光が当たらないようにして芽が出ないようにすることと、傷みを防止するため水を付けないようにするのが大切です。
室内で保存するなら、段ボールに新聞紙を敷きさつまいもを並べてふたはきっちり閉めずに、軽く開けておくようにします。
少量の場合も、一つずつ新聞紙かキッチンペーパーに軽く包んで、直射日光の当たらない風通しのよいところに置いてください。
置く場所がなかったら、新聞紙かキッチンペーパーに包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
さつまいもは暑くてムシムシしているところも苦手ですが、実は寒いのもあまり得意ではありません。
さつまいもの保存に向いている温度は、15℃前後とされています。
ですので、冷蔵庫で長期に保存していると黒く変色することがあります。
黒くなる現象は低温障害といって、さつまいもの細胞がダメージを受けた時に起こりますので、冷気が当たらないように気を付けましょう。
黒く変色した部分は苦味が出ているため、取り除いてから食べるようにしてくださいね。
土付きさつまいもの賞味期限
土付きのさつまいもは、1か月くらいの賞味期限とされています。
保存環境がよければ3カ月ほど日持ちすることもあるようです。
保存中は1週間に一度くらい様子を見て、さつまいもの表面がシワシワになっているのを見つけたら味が落ちている可能性があるので早めに調理しましょう。
また、さつまいもの保存中にカビが発生することがあり、黒い斑点のができていたらカビの可能性があるので食べないようにしてください。
カビは表面を取り除けば食べられる場合もありますが、カビ臭かったりベタベタしていたら食べない方がいいでしょう。
ちなみに、洗ったさつまいもの賞味期限は1週間ほどです。
洗ったあとすぐ使わなかった分は、乾かしてから新聞紙に包んで保存しておくと予防できますよ。
まとめ
土付きのさつまいもの洗い方、保存方法、賞味期限を紹介しました。
- 土付きさつまいもの洗い方は水に浸した後、たわしで軽くこすって洗い流す
- 土付きさつまいもの保存方法は、新聞を敷いた段ボールに入れふたは少し開けておく
- 置き場所がなければ、土が付いたまま新聞紙やキッチンペーパーでさつまいもを包み冷蔵庫の野菜室で保存する
- 土付きさつまいもの賞味期限は約1か月
さつまいもは日持ちする食材ですが、暑すぎるのも寒すぎるのも苦手なので注意しましょう!
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