鶏の胸肉を材料にしているサラダチキンは、脂質や糖質が少なく低カロリーでその上、たんぱく質は豊富な食べ物です。
そのため、筋肉を増量したいアスリートが、たんぱく質を補給するために取り入れています。
また低カロリー低糖質なので、ダイエット中の方にも好まれています。
コンビニでも手軽に購入できる食品ですが、買ってそのまま食べられるのか、温めた方がいいのか、美味しい食べ方があるのかなどについて詳しくご紹介します。
サラダチキンの美味しい食べ方【温め】
サラダチキンはレンジや湯煎などで温めて食べると、食感がホクホクして、旨みが肉汁とともに味わえて美味しいです。
サラダチキンを温める際は、湯煎やレンジに対応していない包装もあるので、必ずパッケージからサラダチキンを取り出して温めます。
電子レンジで温めて食べる
サラダチキンを電子レンジで温めて食べた方が美味しく感じるかどうかは好みもありますが、そのまま食べた時とは違った美味しさがあります。
温めると肉が柔らかくなり、香りもよくなります。
寒い時期には体を冷やさないので、おすすめの食べ方です。
パッケージから取り出したサラダチキンを、他の容器に移して軽くラップをかけ、500wで1分か2分を目安に温めます。
炒めて食べる
サラダチキンをカットして、野菜と一緒にフライパンで炒める食べ方もあります。
ボリュームが増え、野菜も一緒に摂れるので、栄養的にもおすすめです。
スープに入れて食べる
わかめや野菜のスープに、サラダチキンを入れる食べ方もおすすめです。
肉や豆腐などのたんぱく質を含む食材が入っていないスープに加えると、栄養バランスが良くなります。
特に寒くなる時期に、温かいものが欲しい時には試してみるとよいでしょう。
湯せんで温める
サラダチキンを湯煎で温めたい時は、パッケージから取り出したサラダチキンをジップロックやポリ袋に入れてしっかり口を閉じます。
この時なるべくジップロックやポリ袋内の空気を抜いておきます。
沸騰したお湯の中に、サラダチキンを17分程入れたら、完成です。
トースターで温める
トースターでサラダチキンを温める時には、サラダチキンをアルミホイルで包んで、5分程温めます。
フライパンで温める
油やバターを熱したフライパンに、サラダチキンを丸ごと入れて焼いてもいいですし、一口サイズにカットしてからフライパンで焼いても、大丈夫です。
焦がさないように気をつけましょう。
カロリーが気になる場合は、フッ素加工のフライパンを使用し、油をひかずに温めると、よりヘルシーに仕上がります。
サラダチキンの美味しい食べ方【そのまま食べる】
そのまま豪快に食べる
コンビニのサラダチキンは、ハムなどと同じ加工品です。
加熱済みで味付けもされているので、すぐに食べることができます。
冷たいまま食べると、しっとりとした食感が味わえます。
かたまりのままかぶりつくことで、食べ応えがあり、ダイエット中などで食事制限している人でも物足りなさを感じずに済むでしょう。
ドレッシングなどで味に変化をつける
サラダチキンはすでに味付けされていますが、基本的な塩味にやや物足りないと感じる時や、飽きてしまった時には、マヨネーズ、しょうゆなどのほか、七味唐辛子、柚子胡椒を使って薬味アレンジするのもおすすめです。
またサラダ用の胡麻ドレッシングやフレンチドレッシング、イタリアンドレッシングなどを使うのもよいでしょう。
オシャレに楽しむ
サラダチキンをほぐしてトッピングしたり、ハムのようにスライスしたりすれば、切り方で味わいが変わり、気分も盛り上がるでしょう。
サラダチキンおすすめアレンジレシピ
サラダチキンを活用したアレンジレシピを覚えておくと、飽きずに食べることができます。
これから、サラダチキンを使った美味しいレシピを紹介しますので、参考にしてください。
サラダチキンのトマト煮込み
〈材料〉1人分
- サラダチキン:70g
- トマト缶:1缶
- 白ごま、にんにく、パセリ:各適量
- サラダ油:適量
〈作り方〉
- にんにくをみじん切りにします。
- サラダチキンは食べやすい大きさに切ります。
- 熱したフライパンにサラダ油とニンニクを入れます。
- にんにくの香りが十分に出たら、トマト缶を入れて炒めます。
- しっかり炒めたら、サラダチキンを入れて更に炒めます。
- お皿に盛ってパセリをかけたら完成です。
サラダチキンのピカタ
〈材料〉1人分
- サラダチキン:70g
- 溶き卵:1個
- 粉チーズ:大さじ1/2
- パセリみじん切り:大さじ1/2
- キャベツ:適量
- 小麦粉:適量
- バター:大さじ1/2
- 中濃ソース、トマトケチャップ:各大さじ1
〈作り方〉
- サラダチキンの表面に薄く小麦粉をまぶします。
- ボウルに溶き卵、粉チーズ、パセリを入れて混ぜます。
- フライパンにバターを入れて弱めの中火で溶かし、➀のサラダチキンを②の卵液にくぐらせて、並べ入れます。
- 両面を焼き、表面がカリッとしたら器に盛ります。
- キャベツを添えて、ソースの材料を混ぜてサラダチキンにかければ、完成です。
まとめ
コンビニやスーパーで簡単に手に入るサラダチキンは、栄養豊富で手軽に使える食材です。
脂質や糖質が少ないので、ダイエット中や、こってりしたものがお腹に重たいと感じる方など、どんな方にも食べやすい食材です。
サラダチキンは、鶏胸肉を使用して作りますが、鶏もも肉は好きだけれど鶏胸肉は、ぱさぱさしてあまり好まないという方にも喜ばれ、料理の幅も広がりますね。
冷たいままで食べても美味しいサラダチキンですが、温めると風味や旨味が増して更に美味しく食べられます。
ただ温めるだけでなく、他の食材と組み合わせたり、味付けをアレンジしたりしてひと工夫すると、しっかりした手作りの味も楽しめます。
サラダチキンを上手に活用して、美味しく手軽に栄養満点の食事を楽しんでください。
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