子供に冷凍食品ばかり食べさせてしまうと心配なことが3つあります。
- 味が濃いものが多い ⇒ 味覚形成に影響・塩分の摂り過ぎ
- 食品添加物の過剰摂取 ⇒ 健康を害する成分を取り入れてしまう
- 糖質や脂質の摂りすぎ ⇒ 肥満・生活習慣病につながることもある
とはいえ、現在は原産地、原材料、添加物の有無などの表示を確認してみると子どもに食べさせても安心なものはたくさん出ています。
そんな便利で美味しい冷凍食品ですが、子供が食べられるようになる時期は
- 冷凍野菜・冷凍うどんは離乳食中期(生後7~8ケ月)
- 調理済みおかず、チャーハン、ピザなどは2歳を過ぎてから
などと言われています。
今回は、子供に冷凍食品ばかり食べさせるとどんな影響があるのか、冷凍食品は何歳から食べられるのか、おすすめの冷凍食品などについてお伝えします。
離乳食作りの時間が足りない、離乳食のバリエーションに困った、月齢にあった献立が分からない、など離乳食づくりでお困りの方は、離乳食の宅配サービスに頼ってみるのはいかがですが?
気になる方は、下記の【the kindest babyfood(カインデスト ベビーフード)】をクリック!
2歳の子供に冷凍食品ばかりはよくない?
2歳くらいの幼児期に冷凍食品ばかり食べると体に影響はあるのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
どうして味の濃いものはだめなの?
子供は3歳くらいまでに味覚の基礎ができるとされています。
舌にある味覚を感じとる器官(味蕾)は6歳から9歳の間にどんどん発達し、その働きのピークは12歳と言われています。
この時期にしょっぱいものや辛いものばかり食べ過ぎると、薄味のものが味気なくまずいと感じるようになってしまうそうです。
しょっぱいものを好むようになって塩分を多く摂ってしまうと、血流や腎臓に影響を及ぼすので注意が必要です。
これは大人も同様です。
人気のチャーハンやパスタなどの一皿料理はしっかり味付けされていて、手作りのものより塩分が多いです。
簡単に食べられて満腹になりますが、炭水化物が中心で栄養バランスがかたよってしまいます。
野菜サラダを組み合わせたり、具だくさんのスープを付けたりするとバランスがよくなります。
冷凍食品は何歳から食べさせていい?
冷凍食品の種類によって、子供が食べられる年齢は変わってきますがおおよその目安をご紹介します。
- 冷凍野菜・冷凍うどんは離乳食中期(生後7~8ケ月)
- 調理済みおかず、チャーハン、ピザなどは2歳を過ぎてから
冷凍のうどんも離乳食中期ごろから使うことができますが、コシがあるうどんは食べづらかったりするので、表示を確認してから使いましょう。
麺類を食べさせたいときは、煮るとクタクタになる乾麺の方がおすすめです。
からあげやチャーハンは子供に人気のメニューですが、小さい子が食べる前提で薄味に調理したり油を控えたりして製造されているわけではありません。
食べてみたら香辛料が強かったり、油っぽかったりすることもあります。
消化器官が未発達な子供には刺激が強すぎるので、事前に味見をして濃すぎないか、咀嚼できそうかを確認しましょう。
冷凍食品を選ぶときのポイント
冷凍食品の安全性についてチェックすべき3つのポイントをまとめて見たので、ぜひ参考にしてみてください。
原材料・原産地のチェック
2015年に食品安全法が改善され、中国産の食品の輸入の条件が厳しくなりました。
以前、中国産の食品で有害物質が発見されたり残留農薬の基準値を通らないものがあったからです。
現在は日本人が現地に行って改善したものが販売されているそうです。
食品添加物の有無
食品添加物の役割は見た目や味を良くするほか、保存性を高める目的もあります。
冷凍食品は-18℃以下で急速冷凍されるので、保存料は使っていません。
でも、着色料や香料は使われていることが多く、中には健康を害するものが含まれているものもあります。
食べてもすぐに人体に影響はありませんが、体の小さい子どもに沢山あたえるのは好ましくありません。
アレルギー物質は入っていないか
特にアレルギーについては、成分表示をしっかり確認します。
アレルギーは少量でも症状がでることがあるので、食べない方が安全です。
子供におすすめの冷凍食品
日々の食事のことなので、手軽にスーパーで購入できるものから紹介します。
スーパーで購入できる無添加の冷凍食品
イオントップバリュ グリーンアイズ オーガニックブロッコリー(200g入り)
旬の時期のブロッコリーを獲れたてで急速冷凍しています。
急速冷凍されたものは栄養分はそのままキープされるので安心して使えますよ。
自然解凍できるのでお弁当の彩りに入れています。
イオンの店舗では税込170円でした。(2021年8月現在)
ネット通販でも購入出来ます。
スープや炒め物などにも使いやすいですよ。
このシリーズでオーガニックいんげん、オーガニックカーネルコーン、オーガニック洋風野菜ミックスもあります。
ニチレイフーズ「お弁当にGood!」ミニハンバーグ 6個入り
冷凍食品製造業の老舗ニチレイフーズの「お弁当にGood」シリーズは保存料、着色料、化学調味料は入っていません。
価格はスーパーとドラッグストアでは若干違い、税込200円前後でした。(2021年8月現在)
国内自社工場生産なので安心です。
お弁当以外にも朝ごはんやカレーの肉の代わりに入れたりしています。
ニチレイフーズ 「お弁当にGood!」からあげチキン 6個入り
子供から大人まで大好きなからあげを柔らかく仕上げてあります。
しょうゆ味がしみこんでいて美味しいので、お弁当にもランチにも重宝します。
「お弁当にGoodシリーズ」はたくさん種類があるので、お気に入りを買い置きしておくと忙しい時便利です。
こちらも場所によって価格に誤差がありました。税込200円前後で購入できます。(2021年8月現在)
ネット通販で購入できる無添加の冷凍食品
「オイシックス」や「らでぃっしゅぼーや」は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
「オイシックス」は産直の野菜や肉などが迷うほど豊富にあり、旬のものが玄関先まで届くのが魅力です。
スーパーのものより価格はやや高くなりますが、毎週絶対に注文しなくても大丈夫なのでマイペースに利用できます。
例えばおやつや朝食に便利な「ほうれん草のミニ蒸しパン」25g×8個は1歳過ぎから食べられます。
レンジで温めるだけなので忙しい時も助かります。
お味の方は優しい甘さで小ぶりなのも子供の手にちょうどいいです。
他にも「枝豆のおさかなナゲット」10個入りはシンプルなあっさり塩味で大人も子供も美味しく食べられます。
オイシックスは種類が豊富なので、少しずつ注文するといいですよ。
らでぃっしゅぼーやは有機野菜のイメージが強いですが、国産の食材にこだわった無添加の冷凍食品を扱っています。
例えばトースターであたためるだけで食べられる「国産肉のキャベツメンチ」は4個入りで895円ですが、なんと具の約30%がキャベツです。
国産の豚ひき肉と無着色のパン粉となたね油を使用しています。
らでぃっしゅぼーやは最初の8週間送料無料という巣ごもり中にはうれしいキャンペーンも行っています。
初回登録は簡単ですし、解約もできるのでお試しするのもいいかもしれません。
まとめ
今回は子供は何歳から冷凍食品を食べられるか?冷凍食品ばかりはよくないのかをお伝えしました。
- 冷凍野菜や冷凍うどんは離乳食中期から使用可能
- 調理済み食品は2歳以降様子をみながら取り入れる
- 味の濃さ、油っぽさ、添加物の有無、アレルギー物質などあらかじめ冷凍食品のパッケージの原材料はチェックする
- 冷凍食品ばかり食べ過ぎるとすぐに健康を害するわけではないが、栄養バランスがかたよってしまい、味覚形成に影響する可能性もある
冷凍食品を上手に取り入れ、毎日の食事を健康で美味しいものにしていきましょう。
コメント