開封後のレトルトカレーは、保存容器に移し替えて保存することができます。
開封後のレトルトカレーを保存する方法として、
- 冷蔵庫で保存
- 冷凍庫で保存
があります。
開封済みのレトルトカレーを冷蔵庫で保存した場合の日持ちは翌日までで、冷凍庫で保存した場合は3~4週間の日持ちです。
レトルトカレーの開封後の残りは、口を付けていない場合であれば、別の容器に移し替えて保存することができます。
それでは、レトルトカレーは開封後も保存できるか、保存方法や残りの保存について、もう少し詳しくご紹介していきます。
レトルトカレーは、開封後保存できる?
開封したレトルトカレーは、保存容器に移し替えて保存することができます。
未開封のレトルトカレーは製造から約2年ほどと賞味期限は長く設定されて、常温保存できますが、「開封後は早めにお召し上がりください」と書かれているものがほとんどです。
レトルトカレーは未開封の状態ですと、加圧加熱殺菌後パウチされていますので、菌や空気に触れないようにできています。
しかし、開封してしまったレトルトカレーは空気に触れ、雑菌が湧きやすくなったりカビが生えやすくなったりしてしまいます。
一度開けたレトルトカレーは、できれば開けた時に食べ切った方がよいのですが、一度に食べ切れない場合は、別の保存容器に入れて保存しましょう。
開封後すぐに食べないで保存した場合は、食べる前に必ず加熱してから食べてください。
レトルトカレー開封後の保存方法と日持ち
開封後のレトルトカレーを保存する方法として、
- 冷蔵庫で保存
- 冷凍庫で保存
があります。
冷蔵庫で保存
開封したレトルトカレーを、冷蔵庫で保存する方法をお伝えします。
- 開封したレトルトカレーを、密閉できる容器に入れる。
- 冷蔵庫に入れて保存する。
密閉容器に入れるのは、レトルトカレーが空気に触れて、菌が繁殖するのを防ぐためです。
プラスチックの保存容器を使用する場合は、ラップを敷いてからレトルトカレーを入れると、匂いやを色移りなど抑えることができます。
開封後常温保存は大丈夫?
常温で保存すると、より雑菌やカビが生えやすい状態を作るため、傷むのも早いので、常温での保存は止めましょう。
私は初夏に、朝開けたレトルト品をテーブルに置いたまま夜まで出かけてしまったことがあったのですが、帰ったときはもうすでに無残な状態になっていました。
開封後冷蔵庫での日持ちは?
開封済みのレトルトカレーを冷蔵庫で保存した場合の日持ちは翌日までです。
製造メーカーなどは「何日間は大丈夫!」と表示していませんが、ネット上には、「2~3日は大丈夫だった。」という意見もありました。
しかし、一度開封すると細菌などの繁殖が心配されるので、翌日までに食べ切った方が安心でしょう。
食べる前は、ニオイや見た目の色など、念のためご自身で確認してから食べてください。
冷凍庫で保存
開封済みのレトルトカレーが翌日までに食べ切れない場合は、できるだけ早く冷凍保存するとよいです。
冷凍庫での保存方法
開封済みのレトルトカレーの冷凍庫で保存する方法について、お伝えします。
- レトルトカレーの残りを密閉できる冷凍可能な保存容器か冷凍用保存袋に入れる。
- 金属トレーに乗せて冷凍庫で保存する。
冷蔵保存同様にプラスチックの保存容器を使用する場合は、ラップを敷いてからレトルトカレーを入れると、匂いや色移りなど抑えることができます。
冷凍用保存袋を使用する場合は、保存袋の中にレトルトカレーを広げるように入れると薄くなるので、冷凍庫内での場所を取らずに保存できます。
レトルトカレーにじゃがいもが入っている場合は、そのまま冷凍すると食感が悪くなるので、取り除くかつぶすかなどしてから、冷凍するとよいでしょう。
冷凍したレトルトカレーは、3~4週間日持ちします。
レトルトカレーの解凍方法
冷凍したレトルトカレーの解凍方法をお伝えします。
- 保存袋で冷凍した場合は、冷凍したカレーを袋ごと流水に当て、半解凍状態にする。
- カレーを耐熱容器に移し替えて、電子レンジで短めに加熱する。
- 一度取り出して、大きく底から混ぜる。
- 再び電子レンジに入れて、加熱する。
- 様子を見て、温め方が足りないようならば、再度かき混ぜてから加熱する。
保存袋で冷凍した場合は、電子レンジでそのまま解凍してしまうと、カレーの油分で保存袋が溶けてしまうことがあるので、耐熱容器に移した後に解凍した方が安心です。
カレーを解凍する際、一気に解凍すると加熱ムラが起きて表面は温まっていても中は冷たいままということもありますので、何回かに分けて加熱するとよいでしょう。
開封後のレトルトカレーの残りは保存できる?
レトルトカレーの開封後の残りは、口を付けていない場合であれば、別の容器に移し替えて保存することができます。
レトルトカレーの量が多すぎて食べ切りそうにない場合は、無理せずに次回に食べるようにすれば、無駄にすることもなく食品ロスを防ぐことができます。
しかし、食べ始めてから途中で、「やっぱり食べ切りそうにないから、残りは後で食べよう。」と保存することはやめておいた方がよいです。
常温で数カ月保存できるレトルトカレーですが、それができるのは空気に触れていないからです。
一旦開封して空気に触れてしまうと、空気中の雑菌がレトルトカレーに付着し、その上口をつけることで雑菌は増殖してしまいます。
食べ残したレトルトカレーは、保存せずに食べ切るか、もったいないですが処分しましょう。
開封後の残りのレトルトカレーの保存方法は、すでに述べた「レトルトカレー開封後の保存方法と日持ち」の中でお伝えした保存方法と同じです。
まとめ
開封したレトルトカレーは、保存容器に移し替えて保存することができる。
開封後のレトルトカレーを保存する方法として、冷蔵庫での保存と冷凍庫での保存がある。
開封済みのレトルトカレーを冷蔵庫で保存した場合の日持ちは、翌日まで。
冷凍庫で保存した場合は、3~4週間の日持ち。
レトルトカレーの開封後の残りは、口を付けていない場合であれば、別の容器に移し替えて保存することができる。
一度温めて何らかの事情で食べなかった時は、未開封であれば、蒸気口が付いた商品以外は再度常温保存できると言われています。
開封後のレトルトカレーは、冷蔵庫や冷凍庫で正しく保存することで日持ちさせることができますので、この記事を参考に、保存可能な日時を守って美味しく食べてもらえたらうれしいです。
コメント
ですよねー