バナナの賞味期限の目安は次の通りです。
- 冷蔵保存の場合、2~3週間
- 常温保存の場合、春夏は2~4日、秋冬は7~10日
- 冷凍保存の場合、約1か月
バナナを日持ちさせるには、以下のような対策が有効です。
- 房から1本ずつばらす
- バナナスタンドを利用するなどして、なるべくバナナに触れる面を減らす
- 日光に当てず、15℃前後で保存
バナナは直置きすると触れている面からシュガースポット(黒い斑点)が増えていくので、できるだけ触れる面が少なくなるよう、バナナスタンドがおすすめです。
黒くなる前に……とは思っているものの、具体的にどれくらい日持ちするか、保存方法についてはあまり深く考えたことがない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は身近な存在であるバナナの日持ちや保存方法について調べてみました。
バナナの賞味期限
冷蔵での賞味期限
バナナは冷蔵保存の場合は、賞味期限は2~3週間ほどです。
ただしバナナは低温で保存すると熟成が進みません。
なのでお好みの状態まで熟してから冷蔵保存することをおススメします。
通常の冷蔵庫内ではなく、温度の下がりにくい野菜室で保存しましょう。
熱帯のフルーツであるバナナは冷気が苦手です。
バナナに直接冷気を当てないように、1本ずつ新聞紙に包んで野菜室での保存がおススメです。
常温での賞味期限
バナナは常温の場合、春~夏なら2~4日、秋~冬なら7~10日が日持ちの目安です。
できれば、バナナスタンドにかけて立てた状態で保存するのが理想です。
最近は100均でもバナナスタンドが売られていますし、家庭にバナナを常備させたい!という方は買ってみてもいいかもしれません。
代用としてはS字フックやヒモも使えます。
冷凍での賞味期限
バナナを冷凍保存した場合の賞味期限の目安は、約1か月ほどです。
冷蔵保存する場合と同じように、1本ずつにバラしてラップでしっかりと包んで冷凍しましょう。
また解凍した場合はどうしても水分が出てしまい、食感が損なわれるので生で食べるのには向きません。
凍らせたままアイスバナナとして食べたり、お菓子作りやミルクと合わせてミキサーで作るバナナジュースなどに向いています。
バナナを日持ちさせる保存方法
バナナの日持ちをよくする保存方法をご紹介します。
- 袋から出す
- 直射日光の当たらない場所で保存
- バナナスタンドまたは山型に伏せた状態で保存
- 一番適した気温は15度前後
- 房から切り分けて1本ずつの状態にバラす
バナナはとても傷みやすいフルーツです。
何気なくそのまま置いておくと、自重で下になった部分からシュガースポット(黒い斑点)が広がっていきます。
シュガースポットはバナナが完熟している表れですので食べられますが、あまりにもシュガースポットが全体に広がっている時は、食べ時が過ぎている場合もあります。
バナナを触ってみてあまりにも柔らかい時や、皮を剥いたとき果肉の表面や中が黒い場合は傷んでしまっている可能性もあるので、食べるの控えた方がいいでしょう。
バナナを保存するときはバナナスタンドで立てた状態、またはなるべく机などと接する面積の少なくなるよう、山型に置いて保存しましょう。
一番のポイントは、買ってきたらすぐにバナナを房から切り分けて1本ずつの状態にバラすことです。
理由はバナナ自身が発生させるエチレンガスにあります。
このガスはバナナの熟成を促します。
これは収穫後のバナナからも発生し、房のままの状態だとバナナ同士で熟成させ合うことになってしまい、結果として早く傷んでしまいます。
なので、まずは1本ずつにバラしましょう。
そして生でいただく場合は、常温保存が可能な間に食べ切ってしまうのがベストです。
冷蔵保存の場合も2~3週間の保存が可能ですが、なるべく新鮮なうちにいただきましょう。
バナナケーキの日持ちと保存方法
バナナケーキは初心者にも比較的簡単に作れますし、型崩れも少ないのでプレゼント用にも向いてますよね。
初めて焼いたケーキがバナナケーキだった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな手作りバナナケーキの日持ちは保存方法について調べてみたので、ぜひチェックしてみてください。
バナナケーキ常温での日持ち
バナナケーキを常温で保存した場合の目安は、1週間程度です。
バナナケーキを常温で保存する場合、25度以下での保存が一番美味しい状態をキープできると言われています。
ただし常温保存は、水分の多いバナナを使っているので傷みやすく、特に夏場は危険です。
早く食べ切るか、はじめから冷蔵保存が安心です。
春や秋でも暑いと感じる日は冷蔵保存にした方が無難です。
バナナケーキ常温での保存方法
バナナケーキの保存にとって、最大の敵は乾燥です。
粗熱がとれたらラップでぴったりと密着させるように包んで保存しましょう。
ちなみに焼きたてのバナナケーキも美味しいですが、ちょっと寝かせて味が馴染んだ3日目あたりが一番美味しいタイミングです。
プレゼントする場合はこのタイミングを見計らって、3日前に焼くといいかもしれません。
バナナケーキ冷蔵での日持ち
バナナケーキを冷蔵保存する場合の目安は4~5日です。
なぜ常温保存より短いかというと、その秘密はケーキに含まれるバターにあります。
冷蔵庫にいれるとどうしてもバターが固まってしまいます。
なので食感が落ちてしまい常温保存より味が劣り、美味しく食べることのできる期間が短くなってしまうのです。
バナナケーキをおいしく頂くためには、夏場以外は常温で保存することをおススメします。
バナナケーキを美味しく冷蔵保存するコツ
バナナケーキの冷蔵保存にはちょっとしたコツがあります。
このポイントをおさえれば、冷蔵保存でも美味しくバナナケーキを日持ちさせることができます。
バナナケーキは水分が多く含まれるので、真夏以外でも気になるような室温の時期は冷蔵保存しましょう。
冷蔵保存するとどうしても水分が飛びしっとりとした食感が損なわれ、パサパサになってしまいます。
なので、ラップでぴったりと巻いて水分を逃がさないようにしましょう。
ラップした上にジップロックや密閉容器に入れるのもおススメです。
また、出来上がったバナナケーキをカットしてしまうと、断面から水分が蒸発しやすくなってしまいます。
カットせずに1本そのままの状態でラップでぐるぐる巻きにすると、さらにおいしく保存することができます。
冷蔵庫からバナナケーキを出すときのポイント
バナナケーキを冷蔵庫から出して食べるときは、レンジかトースターで10~20秒程度温めましょう。
ふわふわのケーキがお好みの方は、ケーキに少し霧吹きを使って水分を与えてから、ふんわりとラップして温めると食感がよみがえりますよ。
どうしてもパサついてしまった、という場合はホイップクリームやバニラアイスを添えていただくのもいいですね。
まとめ
身近なフルーツのひとつであるバナナの賞味期限や、保存方法についてご紹介しました。
- 常温保存の場合の日持ちは夏は2~4日、秋から冬は7~10日
- 冷蔵保存の場合の日持ちは2~3週間(好みの熟し具合になってから冷蔵)
- 冷凍保存の場合の日持ちは1か月(生よりアイスバナナやお菓子用がおススメ)
- バナナは1本ずつ保存する
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトに混ぜたりお菓子の材料にしたりと色んな食べ方ができるのもバナナの魅力のひとつですよね。
でもどれくらい日持ちするのかについてはあまり意識されていない方もいらしたのではないでしょうか?
バナナの賞味期限や保存方法をしっかりおさえて、美味しく召し上がってくださいね。
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