餃子が美味しいと思える瞬間。
それは、アツアツの餃子を噛んだ瞬間にあふれるジューシーな肉汁。
そのジューシーな肉汁と共にキンキンに冷えたビールを流し込む。
もう、これさえあれば何もいらないといっても過言ではないです。
なのですが…。
手作り餃子を作ったら、悲しいほどにパサパサ。
そんな経験ありませんか?
これでは、あまりにも悲しすぎます。スタンバイしたビールも不完全燃焼。
そんな経験から、手作り餃子がパサパサになる原因を徹底解明しました!
肉汁あふれる手作り餃子で箸もビールも止まらない。
そんな手作り餃子をご紹介します!ぜひチェックしてみてくださいね!
餃子がパサパサになる原因
ではなぜ、お店で食べるような肉汁あふれる餃子にならず、パサパサの残念な餃子になってしまったのでしょうか。
餃子がパサパサになってしまうのは2つの原因があったのです。
肉の割合が多すぎる
これ、私が完全に勘違いしてしまってました。
溢れる肉汁を演出するのであれば肉の存在が不可欠。
そう思ってかなり肉の量を増やしてしまってました。
ジューシーな肉汁を演出するためには、実は肉ではなく野菜が重要だったんです。
野菜の水分を肉と混ぜ合わせてうまく閉じ込めることにより、あの溢れるみずみずしさとなっていたのを知って、キャベツや白菜などを増量させてみたところかなり改善が見られました!
要はジューシーさ=肉汁+野菜の水分だったということですね。
捏ねが足りない
肉は塩を加えてよく捏ねることで、肉のたんぱく質が網目状の組織を作るようになり、そこに肉と野菜の水分が閉じ込められるという構造だったのです!
まずは野菜を入れず、肉と調味料だけでしっかりと白っぽくなるまで混ぜ合わせてから、刻んだ野菜を加えてなじむまで混ぜ合わせる。
これができていなかったので、焼いているうちにどんどん肉汁が流れて行ってしまっていたというわけですね…。
餃子をジューシーに作る方法
餃子の皮を包むときにも注意が必要です。
餃子の中に空気が入らないように、あんをつぶすようにして詰め、焼いている途中で皮が開かないようにしっかりと皮を閉じるように気を付けましょう!
手作り餃子がパサパサになってしまう原因を解決させたら、後はさらにひと工夫!
裏技的テクニックでジューシーな美味しい餃子を完成させましょう!
中華スープゼリーを混ぜる
いわゆる小籠包を作るときの方法を応用させたものです。
つまり、強制的に肉汁を作り出してしまおうというわけです!
中華スープを作ってそれにゼラチンを加えて冷やし固め、「ゼリー」を作ります。
出来上がったゼリーを細かく刻み、餃子のあんに加えて軽く混ぜ合わせます。
冷たい状態だと、ゼラチンが溶け出すことがなく、焼いたときにだけ一気にスープが溶け出します。
肉汁爆発。火傷注意です。
片栗粉を混ぜ合わせる
餃子のあんに片栗粉を混ぜ合わせるのもとても効果的です。
片栗粉が肉と野菜の水分を上手くまとめてくれるので、焼いている間もしっかりと皮の中に閉じ込める役目を果たしてくれます。
片栗粉を加えるだけなので、大したテクニックも必要ありませんので、ぜひ試してみていただきたいです!
まとめ
今回は手作り餃子がパサパサになる原因と、ジューシーに作る方法についてご紹介しました。
- 肉だねは白っぽくなるまでしっかりと捏ねる
- 肉よりも野菜の割合を多めにする
- 中華スープのゼリーを加えて疑似的な肉汁を作り上げる
- 片栗粉で肉汁を閉じ込める
これらのポイントを押さえて手作り餃子を作ってみてください!
ほぼ失敗なし。
大量に作って冷凍保存もきくので、いつでも美味しい手作り餃子を楽しむことができるようになります!
ビールの飲みすぎにはくれぐれも注意が必要ですよ~!
コメント
ありがとうございます。
ゼラチンの粉をそのまま混ぜていました(;’∀’)
早速試してみます!