一般家庭だと生クリームって常備しておくほどじゃない。
でも「おやつに生クリームを添えたい!」「スープにちょっとだけ入れたい」
など料理に使いたいって時あります。
そんな時、家にあるもので生クリームの代用が出来たらいいですよね。
実は次の食品で、生クリームの代用ができるんです。
- 豆乳
- ホイップ
- クリープ(ミルクポーション)
- 牛乳とバター
これらはひと手間加える必要がありますが、充分生クリームの代わりを務めることができます。
この記事を読めば、これからはわざわざ生クリームを買いに行かなくても大丈夫!
それでは、早速生クリームの代用方法について見ていきましょう。
豆乳の代用の仕方
液体で使う場合
液状の生クリームの代わりに豆乳を使用する場合は、そのまま使います。
ただし、豆乳の方が生クリームより水分が多いので、配分には注意が必要です。
焼き菓子に入れる場合は、油分が減るためしっとり感が減りますが、その分ヘルシーな仕上がりになります。
料理に入れてコクを出す場合は、生クリームに比べると少し物足りないかもしれません。
ただ、牛乳単品よりは豆乳の方がコクが出るのでおすすめです。
ホイップクリームとして使う場合
豆乳をホイップとして使う場合は、
- レモンを使う方法
- ゼラチンを使う方法
の2種類の方法があります。
★レモンを使ったレシピは【こちら】
豆乳にレモンを入れると固まる性質を利用した方法です。
★ゼラチンを使ったレシピは【こちら】
ゼラチンと水を使って固める方法です。
ホイップの代用の仕方
生クリームをホイップで代用する方法について説明する前に、そもそも生クリームとホイップの違いについて簡単に説明します。
その違いは、成分表を見ればわかります。
- 生クリーム:動物性脂肪、添加物なし
- ホイップ:植物性脂肪、添加物あり(価格は安め)
純正の乳脂肪から作られたものが「生クリーム」と定義されるため、植物性の製品は「生クリーム」と表記することができません。
そのため、「ホイップ」という商品名で売られているのです。
ホイップは、元々生クリームの代用として作られた製品のため、もちろん代用は可能です。
生クリームよりもさっぱりした口当たりにはなりますが、溶けにくいためデコレーションをする際などは、生クリームよりも扱いやすいという利点もあります。
ちなみに「ホイップクリーム」は、生クリーム/ホイップを問わず「泡立てたクリーム」を指します。
商品名を見てもどちらかわからないときは、成分表で「動物性」か「植物性」かを確認すると良いでしょう!
クリープの代用の仕方
コーヒーに入れるクリープも、生クリームの代用として使うことができます。
味や風味は多少異なりますが、クリープの原材料は乳製品と乳糖のみ。
隠し味としてミルクの風味を少し足したいときには十分使えると思います。
配分は「クリープ:お湯=4:1」くらい。
粉っぽさがなくなるまで混ぜて使用してください。
ただ、独特の甘みがあるため使用量が多いとクリープ感が出てしまいます。
あくまでも少量使いのときに代用するイメージですね。
牛乳とバターの代用の仕方
泡立てずに使用する場合は、「牛乳とバター」でも代用ができます。
乳脂肪分を多く含んだバターに牛乳で水分を足すことで、生クリームのコクと風味を再現できるのです。
分量の比率は「牛乳:バター=3:1」。
バターを鍋で溶かし、牛乳を加えてよく混ぜるだけで完成です。
(レンジで温めても問題ありません)
時間を置くとバターが固まってしまうので、混ぜたら早めに使いましょう!
まとめ
生クリームの代用として、豆乳、ホイップ、クリープ、牛乳とバターは使えるのかご紹介してきました。
- 豆乳で代用するときは、液体で使うときはそのまま投入し、ホイップするときは「レモン」か「ゼラチン」を混ぜる
- ホイップで代用するときは、液体、泡立て問わず生クリームと同じよう使用
- クリープで代用するときは、「クリープ:お湯=4:1」で代用、ただし大量に使うのには向かない
- 牛乳とバターで代用するときは、 「牛乳:バター=3:1」で代用、ただし液体使用に限る
いかがでしたか?
これからは家に生クリームがなくても諦めず、あるもので上手に代用していきましょう。
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