私はいつもご飯は少し多めに炊いておいて、残った分を冷蔵庫にしまうようにしていたんですが…。
「しまったー!ご飯を冷蔵庫に入れ忘れた!保存容器に入れたまんまだった!」
そんな失敗をしまったことがあったんですよー。
そして、「ご飯を常温で放置してしまったけど…。これ、食べても大丈夫?腐ってない?」
と、ものすごく不安が押し寄せてあたふたしてしまった経験があります(笑)
この常温においてしまったご飯は果たして食べても問題ないものなのか。
どんな状態だと食べないほうが良いかの、目安のようなものを知っておくと判断しやすかと思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
冷蔵庫に入れ忘れたご飯の危険性
そもそも常温でご飯は保存しても良いのかなのですが、原則NGです!
ご飯にはセレウス菌という菌が付着していることがあり、セレウス菌は少量であれば問題ないのですが、大量に取り込んだ場合は下痢や嘔吐の症状がでる可能性があるのです。
このセレウス菌は熱に耐性をもっているので、炊いたご飯であったも死滅することはなく、常温におくことでさらに菌が増殖してしまいます。
常温で保存したご飯を食べるということは、大量にセレウス菌を摂取してしまう可能性が大いにあるということですね!
常温で置いてしまった場合は、その時間や室温によっても増殖のスピードには違いがあります。
基本的に、夏場の湿度が高く蒸し暑い環境であれば増殖スピードが早まり、逆に真冬の湿度が低く室温も低い環境であれば、菌の増殖スピードは穏やかであることを理解しておきましよう。
人によっては、半日や1日くらい常温に放置したご飯を食べても体調を崩すことはなかったという意見もありますが、菌に対する抵抗力には個人差があり、お年寄りや子供は抵抗力が弱く菌によって危篤に陥ることがあるので注意が必要です。
冷蔵庫に入れ忘れたご飯のやばいサイン!
結局のところ、食べるか食べないかは、もう個人の判断にゆだねるしかないのが現実のよう…。
なので、ある程度この状態は危険だから食べないほうがいい!といった目安のようなものがあると判断しやすいのではと思い、調べてみました!
見た目の変化
見た目の目安としては、ご飯の色が変色してしまっているようであれば少し疑ったほうがよさそうです。
傷んだご飯は少し赤みを帯びていたり、茶色っぽくなっていることが多いようです。
さらにご飯が糸を引くくらい粘着きがあるようであればこれは完全に腐っていると判断しても良いようです。
異臭
傷んだ食べ物特有のあの酸っぱいにおいが出ているようであれば、これもご飯がすでに腐っている証拠。
生ごみのようなにおいがする場合も傷んでいるので、食べないほうが良いでしょう。
味の変化
見た目や臭いには変化がなく、また判断ができず食べてみた場合に、酸味があったり、ご飯の味が何らかしら変化しているようであれば食べないほうが良いかと思います。
食べて判断する場合は必ず少量で確認するようにしましょう。
食べ過ぎは危険です。
ご飯を常温で放置した場合、食べられるのかの判断についてのまとめ
常温放置したご飯の危険性について下記の通りお伝えしました。
- ご飯の常温保存は原則NG。菌の繁殖が考えられるため危険である
- 見た目、におい、味の変化をみて判断する
冬場だと半日から1日くらいを目安にしてもいいようです。
夏場はかなり厳しいかと思いますのでもし、半日~1日くらい置いてしまったのであれば止めておいたほうが良いと思います!
この目安を参考に私が出した結論は、見た目やにおいも変化がなく、菌の繁殖は穏やかな状況である冬場だったことを踏まえ、問題なく食べられる!というふうに至りました。あぶなかったー。
とはいえ、常温保存は危険であることには変わらないので、冷蔵庫に入れることを忘れないようにはしたいとこですが、もしうっかり忘れてしまったといった場合は、この目安を参考にチェックしてみてくださいね!
ご自身の体調によっても変わってくるとは思いますので、自己判断ということを踏まえて判断してくださいね!
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