この前、近所に住む親戚が「安売りしてたから買っといたわよっ」と鼻息荒く持ってきてくれたのが小麦粉。
1kg入りの小麦粉。
それも3つ。
多い!多すぎる!!
ただでさえ小麦粉ってひっそりと残っているイメージないですか?
我が家は結構使う方なのですが、それでも気がついたら余っていてそのまま賞味期限切れになっていることが良くあります。
この前気付かずに賞味期限が切れた小麦粉を食べていたのですが、実際食べても大丈夫なのでしょうか?
賞味期限切れの小麦粉は食べても大丈夫なのか、また腐った場合はどうなるのか。
今回はこの2点を調べてみようと思います!
賞味期限切れの小麦粉は食べても大丈夫?
賞味期限切れの小麦粉は、期限が切れてもすぐに食べられなくなるという事はありません。
賞味期限とはおいしく食べられるという期間の表示ですので、賞味期限が切れてすぐに傷み始めるということはあまりないと言われています。
賞味期限が切れてすぐだったり、未開封のものでれば多少風味が抜けてしまっていたり、味が少し落ちているかな?という程度で済む場合もあります。
中には賞味期限が切れて1~2年以上経ったものを食べたけど平気だったよ!という意見も見られました。
実際、私も賞味期限が切れて半年近く経つ小麦粉を使って料理したこともありますが、その時は全く何もなく美味しく食べられましたしね。
ただし、それは傷んでいない小麦粉の話。
賞味期限が切れてからかなり経ってしまっている小麦粉や、保存状態によっては傷んでいたり、カビやダニが繁殖している場合があります。
そういった小麦粉を食べてしまうとお腹が痛くなったり、もっとひどい症状が現れる場合がありますので注意が必要です。
特にお好み焼き粉やホットケーキミックスなど、味のついた小麦粉は通常の小麦粉よりも傷みが早いので十分に気を付けましょう。
小麦粉は腐るとどうなる?
さて、では小麦粉って腐るとどうなるのでしょうか?
小麦粉は袋の中で結露が起こるとその水分によって腐ってしまう事があるんです。
それを踏まえた上で、腐ってしまった小麦粉にはどんな特徴があるのか見てみましょう。
臭いがおかしい
まずは臭いです。
小麦粉の臭いってあまりない・・・ですよね?
粉っぽい臭いというか、そこまで強い臭いはしないものかと思います。
そんな小麦粉から変な臭いがしたら腐っている可能性大なのでやめておく方が良いでしょう。
カビが生えている
あぁあ、これはもう見た目で分かるやつですね。
これを発見してしまったらもう諦めるしかないです。
小麦粉の袋の中身に黒や緑の色が見えたら、もうアウトですので食べてはいけません。
「カビの生えたところだけ取り除けばいけるんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、カビは胞子を飛ばしまくっている可能性が高いので、その袋の中身全てを諦めた方が良いでしょう。
ダニが発生している
密封せずに保存していたり、湿度や温度が高いところで保存していた場合、ダニが発生してしまうことがあります。
小麦粉に発生しやすいダニはケナガコナダニやコナヒョウヒダニなどですが、大きさが0.5mmほどしかありませんので目では確認することが難しいのです。
確かめる方法としては、黒い紙などの上に小麦粉を薄く伸ばすと動いているのが確認できます。
保存状態が良くなかったぞ?という場合には念のため確認してみた方が良いかもしれませんね。
しかし、動いているのを確認してしまうと・・・想像するだけでゾワ~っとしますね・・・。
あーヤダヤダこわい。
固まりや粘りがある
小麦粉が湿気を吸って少し粘り気のあるような固まりになっている場合は、食べない方が良いと思います。
その部分は沢山水分を吸ってしまっているという事で、カビが繁殖しやすい状態になっているので、目に見えてカビが生えていなくてもやめておく方が吉でしょう。
まとめ
どうでしたか?
ご家庭にある小麦粉、一度賞味期限が切れていないか確認してみてください。
賞味期限が切れてしまってもすぐに食べられなくなるという事はないですが、カビやダニ、変な臭いや固まりなどはありませんか?
そういったものが見られる場合は腐ってしまっている可能性が高いですので食べるのはやめておきましょう。
そしてそして、当たり前ではありますが、賞味期限が切れたものを食べるという事は「自己責任」ですので、自分でしっかり判断して食べる・食べないを決めましょうね。
貰った小麦粉3袋、ちょっとおすそ分けに行ってきます。
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