食パンは、気が付いたら消費期限が1週間くらい平気で過ぎていたりします。
そんな消費期限切れの食パンは食べても大丈夫なのか気になりますよね。
ほとんどの食パンには「消費期限」が表示されています。
食パンなどの日持ちしにくい食べ物に記載されている「消費期限」は、安全に食べられる期限を示したものなので、消費期限切れになってしまった食品を食べることはおすすめできません。
ましてや、消費期限切れから1週間以上も過ぎてしまった食パンを食べるのは食中毒の危険性があるので、食べるのはやめた方がいいでしょう。
ちなみに食パンを保存する場合、冷凍保存が最も良い方法とされています。
冷凍する時に食パン内部の水分がなくならないよう、一枚ずつラップで包むことで日持ちが良くなりますが、手間を掛けるのが面倒という場合は、パン専用の保存袋がオススメです。
また、食パンを冷蔵庫で保存するという方もいるかと思いますが、冷蔵庫に入れると食パンに含まれる水分が蒸発していしまい美味しくなくなってしまいます。
開封後、2~3日以内で食べきってしまう場合は、冷蔵庫に入れずに常温保存がいいのですが、湿気が多い季節はすぐにカビが生えてしまいます。
なので、専用のパンケースで保存すると食パンの日持ちがよくなります。
消費期限が切れて1週間過ぎた食パンは食べられる?
- 保存状態しだい
- 見た目と臭いで判断
- 夏場の常温保存は✖
食パンに書かれているのは、賞味期限ではなく、消費期限です。
少し間違えやすいですが、意味が違います。
農林水産省のホームページによると
賞味期限=袋を開けず、保存方法を守った上で、「おいしく食べられる期限」
消費期限=袋を開けず、保存方法を守った上で、「安全に食べられる期限」
を言います。
まず、一度開けてしまっているとすれば、この期限は保証されないことに注意しましょう。
しかし、調べてみると、世の皆さんは消費期限が多少過ぎてしまっても食べているみたいです。
そういうことなので、極論あなたの自己責任による判断ということになりますが、少なくともお腹の弱い方や小さなお子様の場合は食べない方がいいです。
ただ、それでは困るとは思いますので、最終的には見た目や匂いで判断しましょう。
食べるのをやめておいた方がいい食パン
- カビが生えてしまっている
- 変な粘りがある
- 変な匂いや味がする
また、夏場は腐敗も早く、カビが繁殖しやすいです。
見た目が大丈夫であったとしても、常温で消費期限切れになってしまった食パンは食べないようにしましょう。
消費期限切れの傷んだ食パンを食べるとどうなる?
食パンの消費期限が短い理由のひとつは、カビが生えてしまうということです。
食パンには水分が多く含まれているため、その分カビが生えやすいのです。
カビを全くつけないというのは難しいですから、メーカーは万一を考え、およそ30℃の保存環境を想定し、余裕を持った消費期限を設定しています。
そのため、消費期限を多少すぎてもカビは生えないわけです。
しかし、油断してはいけません。
カビは、アレルギーを引き起こしたり、食中毒の原因になり得ます。
実は加熱をしてもカビはなくなりません。
またカビの生えた部分だけを取っても食中毒の危険性はなくなりませんので、カビの生えたパンは食べないようにしましょう。
食パンの上手な保存方法
食パンは何枚も入っているため、なかなか食べきるのが難しい時もありますよね。
もし、最初から消費期限以内に食べられなさそうだと感じたら、保存方法を工夫することで長持ちさせることができます。
冷凍で保存する
冷凍保存が、一番確実に長く保存することができます。
大体2週間持たせることができます。
そのままポンと冷凍せず、一枚ずつラップに包んで保存します。
さらにジップロック等で密封すると水分が飛ばず、よりおいしく保存することができます。
ちなみに、私はラップで包むだけですが、そのまま強めに焼くとサクサクでおいしく食べられます!
焼かない場合はレンジで30秒ほどチンするとふわふわになるみたいです。
再冷凍はできませんので、それだけは注意しましょう。
パン専用の保存袋もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
冷蔵庫での保存は✖
カビは常温で保存すると増殖しやすいため、冷蔵保存することでカビの繁殖を抑えることができます。
しかし、冷蔵庫は乾燥してしまい、水分が飛んでおいしくなくなってしまうと言われています。
未開封の場合は常温でおいておいた方が美味しい状態はキープできます。
そのため、長く保存したいのであれば、冷凍保存をオススメします。
2~3日以内に食べきるなら常温保存
出来上がってから2~3日以内に食べきるのであれば、常温保存で大丈夫ですが、できるだけ味を落とさずに保存するためには、乾燥や湿気に注意が必要です。
そのためには、保存場所は湿気が少なく、直射日光が当たらない場所であることとできるだけ空気に触れないよう密封する必要があります。
ラップにくるんだりタッパーに入れる方法もありますが、パン専用の保存容器、ブレッドケースもおススメです。
まとめ
食パンの消費期限についてまとめました!
消費期限切れから1週間過ぎた食パンは食べられるか?
- 基本的に消費期限切れの食品は食べない
- 見た目で判断する(カビ、粘り、臭い)
- 夏場で常温保存の場合はやめておく
上手な保存方法
- 冷蔵ではなく冷凍がオススメ!
- 一枚ずつラップに包む
- パン保存容器を使用
食パンを焼いてスープと合わせたり、目玉焼きを添えたり。
それだけで素敵な朝ごはんですよね。
短すぎる消費期限は冷凍で対策!
おいしく保存して美味しい朝を迎えましょう。
※消費期限切れの食品を食べる場合は、自己責任でお願いします。
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