クッキーといえば、バレンタインや子どものおやつなど「お菓子作り」の定番ですね。
王道だけれど、意外と難しいのがクッキー作り。
「サクサクのクッキーを作ろうとしたのに、できたてがなんだか柔らかい……」
なんて失敗をしてしまったことはありませんか?
冷めても柔らかいままのクッキーは、オーブンやトースターで焼き直すことができます。
クッキーが柔らかいのは生焼けの可能性があり、オーブンの温度が、低い焼き時間が足りない、生地が厚い、水分が多いなどの原因が考えられます。
こちらでは、クッキーが柔らかくなる原因や対処法、またクッキーが生焼けかどうかについても詳しく紹介していきます。
やり方さえわかれば、せっかく作ったクッキーを「失敗作」にすることはありません。
それではさっそく説明していきます。
クッキーが柔らかい原因
焼きあがったクッキーが柔らかい理由は、二つ考えられます。
- 焼きたてでまだ固まっていない状態
- 生焼けの状態
実は、焼きたてのクッキーは少し柔らかいのが普通です。
きちんと焼けていれば、熱をとって冷ました後にはしっかりと固まってくれます。
一方で、生焼け状態の場合は冷ましてもクッキーは固くなりません。
生焼けになってしまう原因について詳しく見ていきましょう。
クッキーが生焼けになってしまう原因
- オーブンの温度が低い
- 焼き時間が足りない
- 生地が厚い/水分が多い
などが考えられます。
オーブンは予熱をしても扉を開けた際に温度が下がってしまうので、少し高めの温度設定で予熱するのがベターです。
それなら実際に焼くときにも温度を上げれば良いのでは?と感じるかもしれませんが、高温のまま焼くと表面だけが焦げて中心が生焼けになる可能性があります。
また、生地に厚みがありすぎると、中まで火が通りにくくなってしまいます。
牛乳や卵の量が多く水分過多の場合も同様に固まりにくくなるので、計量や成形はしっかりと行いましょう。
柔らかいクッキーの対処法
せっかく焼いたクッキーが柔らかかったときの対処法についていくつかご紹介していきます。
焼きたてでまだ固まっていない場合
焼きたてのクッキーを上手に冷ますには、湿気を避ける必要があります。
焼きあがった後にオーブンに入れっぱなしにしておくと湿気がこもってしまうので、冷ますときは中身を出して天板からクッキーを下ろしましょう。
キッチンペーパーやケーキクーラーの上に置いておくのがベストです。
焼きあがったばかりのクッキーは熱くて崩れやすいので、粗熱をとってから慎重に移動させましょう。
生焼けの場合
生焼け状態の場合は、もう一度焼いて完全に火を通す必要があります。
焼き直しの際は、オーブンかトースターを使います。
オーブン
一回目に焼くときより低温(140~150度くらい)で10分ほど温めます。
高温で焼くと表面が焦げてしまうので注意しましょう。
トースター
焦げつきを防ぐためにアルミホイルに包んで焼きます。
焼き時間はトースターの機能や設定によって変わるので、適宜様子を見ながら温めてください。
焼き直した後は、一回目と同様に湿気を避けて冷まします。
クッキーの生焼けの見分け方
以下のような状態だと、生焼けの可能性があります。
- 生地の色が一部白っぽい
- かじると生の小麦の味がする
生の小麦粉は消化されにくく、栄養も吸収することができません。
腹痛を引き起こす原因にもなるので、焼きが足りないと感じたら焼き直しをおすすめします。
まとめ
それでは、焼き上げたクッキーが柔らかい原因や対処法についてのおさらいです。
クッキーが柔らかい原因
焼きたてのクッキーはいずれも柔らかい状態です。
冷ましてからも柔らかい場合は、生焼けの可能性があります。
生焼けになる場合は、「焼き加減」か「生地の作り方」を見直しましょう。
柔らかいクッキーの対処法
焼きたてで固まっていない状態の場合は、湿気を避けて冷まします。
生焼けの場合は、以下いずれかの方法で焼き直せます。
- 140~150度のオーブンで10分ほど焼き直す
- アルミホイルに包み、トースターで様子を見ながら温める
クッキーの生焼けの見分け方
生焼けのクッキーは
- 生地の色が一部白っぽい
- かじると生の小麦の味がする
という特徴があります。
その状態で食べるとお腹を壊す可能性があるので、しっかりと焼き直しをしましょう。
以上、柔らかいクッキーの原因・対処法についてお伝えしました。
サクサクのクッキーを楽しんでくださいね♪
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