コンビニで買ったオムライスが消費期限切れになってしまった場合、基本的には食べることはおすすめできません。
加工食品の期限には、「消費期限」と「賞味期限」があり
- 賞味期限は「美味しく食べることができる期限」
- 消費期限は「食品を安全に食べることができる期限」
を指します。
コンビニのオムライスには基本的に「消費期限」が表記されているので、消費期限切れの場合は食品が傷んでしまっている場合もあります。
ただ、オムライスの保存状況にもよりますが、消費期限切れになったからといってすぐに腐ってしまうことはあまりないと思われます。
オムライスに次のような異常が見られなければ、食べられる可能性があります。
- 卵が変色している
- 酸っぱい匂いがする
- 糸を引いている
- カビのようなものがある
オムライスにこのような変化があった場合は、傷んでしまっている可能性があるので絶対に食べるのはやめましょう。
この記事では、コンビニで買ったオムライスが消費期限切れになってしまった際の取り扱いについてご紹介していますので、判断に迷った際の参考になれば幸いです。
消費期限切れのオムライスは食べても大丈夫?
コンビニのオムライスに限らず、基本的には消費期限切れの食品を食べるのはおすすめできません。
農林水産省のホームページによると、賞味期限とは「食品を美味しく食べることができる期限」のことを指し、消費期限とは「食品を安全に食べることができる期限」と記載があります。
コンビニのオムライス弁当には、「消費期限」が記載されていることと思います。
ということは、この期限を過ぎてしまうと「食品を安全に食べることはできない可能性が高い」というように考えられます。
ただ、消費期限を過ぎた食品は1分1秒を過ぎても食べてはいけないといった明確な決まりがあるわけではありませんので、食べる食べないは自己責任の元、個人の判断に委ねられるということになります。
個人の判断なので人それぞれではあるのでもちろん、判断するのにブレは生じてしまうのが実際のところです。
「もったいないから食べたいけど、お腹壊したくない。」
など、判断に困った場合は、オムライスは腐るとどうなるのかを次で紹介していますので、判断の目安にしてみてください。
オムライスは腐るとどうなる?
消費期限が過ぎたコンビニのオムライスを食べるのか食べないのかは自己責任。
結局は自分で判断しなければなりません。
では一体何を基準にして判断すればいいのか。
それは見た目、においを頼りに判断するしかありません。
では具体的にオムライスが腐るとどんな状態になっているのかについてご紹介していきます。
卵の色が悪く変色してしまっている
卵は特に腐りやすい食品です。
見た目が黒ずんでいたり、明らかに買った当初よりも色が悪くなっている場合は危険と判断しても良いと思います。
運よく腐っていなかったとしても、味は確実に落ちているはずなので美味しく食べることはできません。
生ごみのような異臭がする
蓋を開けた瞬間、腐敗臭独特の酸っぱいニオイがするようだと、ほぼ確実に腐っていると判断できます。
腐敗臭が鼻につくと、まるで内蔵がキューッと締め付けられるような感覚が私はします。
心なしか、目がシパシパする感覚さえあります。
粘り気があり糸を引いている
糸を引くようになっているのは確実に腐っていると言える現象です。
オムライスの表面をスプーンでなでたり、ご飯を掘り起こすと
「あれ、納豆ごはんだったか?」
と、一瞬錯覚するほどの糸が引くこともあるようです。
特に、夏場などは常温に置いていた場合はすぐに傷んでしまうので、消費期限に関わらず常温に放置していたものは、より注意深く観察する必要があります。
白カビが生えている
カビが発生しているというのは、実は案外わかりにくかったりするものなんです。
ご飯を掘り起こすと小さな白っぽい異物が不自然に混ざっているといった感じです。
ただし、匂いはしっかりとカビっぽさが出てると思うので、匂いも頼りに判断しましょう。
カビが生えている時点で、もはや刺激臭で腐っていることが判明できるくらいにはなっているとは思います。
まとめ
今回はコンビニのオムライスの消費期限切れについてご紹介しました。
- 消費期限切れになってもすぐに傷むわけではないが、食べるのは控えたほうがいい
- どうしても食べる場合は、自己責任の元、腐っていないかしっかり確認する
- 卵が黒ずんでいたり、買った当初よりも色が悪くなっている場合は危険
- 酸っぱい匂いがすれば腐っている可能性が高い
- 糸を引くようになっているのは確実に腐っている
- 腐ると小さな白っぽいカビのようなものが生える
オムライスは卵を使用しているため、傷みやすい料理でもあります。
そういった傷みやすい食べ物は、消費期限に関わら買ったらすぐに食べきってしまうよう心がけましょう。
もし消費期限切れのものを食べる際は、自己責任のもと、見た目や匂いをしっかりと観察したうえで食べるようにしてください。
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