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バゲットが固い理由は?柔らかくする方法はある?保存方法・期間も知りたい!

バゲット 固い パン

バリっとして香ばしいバゲット。

パン屋さんに行くといい匂いがしてつい買ってしまいますよね。

でも、バゲットが固くて食べると噛み切れないなんて経験はありませんか?

私は何度かあります。

バゲットが固い一番の理由は材料にあります。

バゲットは主に小麦粉、水、酵母、モルト、塩で作られるため、油脂や牛乳などパンをふんわり柔らかくする材料が含まれていません。

また、焼きたてはモッチリしているバゲットも、時間が経つと乾燥して固くなってしまいます。

バゲットを柔らかくする方法は少量の水を表面にかけてオーブントースター、フライパンなどを使って温めることです。

バゲットは、常温で保存して2日程度で食べ切るか、食べやすい大きさにカットしラップで包んで密封できる保存袋に入れて冷凍保存しましょう。

冷凍保存期間は1ケ月ほどです。

食べるときは解凍せず凍ったままトーストするとサクッとした食感で美味しく食べることができます。

今回はバゲットが固い理由、柔らかくする方法、保存方法と保存期間をお伝えしていきます。

バゲットを購入したときにお役にたてたら嬉しいです。

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バゲットが固い理由

冒頭でもお伝えしましたが、バゲットが固い理由は材料にあります。

一般的なバゲットの材料は

  • 小麦粉
  • モルト(麦芽)
  • 酵母

以上5つで出来ています。

バゲットは砂糖や卵、油脂を使いません。

砂糖の代わりには、モルト(麦芽)を使用します。

モルト(麦芽)を使うと酵母の働きがよくなり、ほんのり甘みがつきパンも色づきます。

また、バゲットに使われる粉は準小麦粉を使用していることが多いです。

準小麦粉は食パンに使われる強力粉がタンパク質量11.5~13%に対し、10.5~12.5%と少ないのが特徴です。

小麦粉のタンパク質は水と結びついたときにグルテンとなり弾力が生まれます。

バゲットに使われる準小麦粉は、グルテンがやや弱く伸びが少ないため生地が伸びて柔らかくなるというよりは、モッチリとした食感になります。

また、バゲットを購入するときに表面に粉がかかっていることがありますよね。

バゲットが固いもう一つの理由として焼成の直前に小麦粉をふるってかけ、霧吹きをして焼き上げる工程にあります。

この工程をすることでバゲットの外皮がバリッと固く、内側がモッチリのバゲットになります。

バゲットはあえてこの固いバリっとした外皮を楽しむパンとして、フランスで発展してきました。

香ばしくて噛めば噛むほど味わい深く美味しいバゲットですが、材料に油脂を使っていないため水分を封じ込めることが難しいです。

バゲットは、日にちが経つと固くなってしまいます。

そこで、柔らかくする方法を紹介します。

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バゲットを柔らかくする方法

固いバゲットは、少し水分を加えて温めると柔らかくなります。

バゲットを柔らかくするには、オーブンやフライパンなどを使いましょう。

オーブン

オーブンは200℃に予熱しておきます。

霧吹きを少量かける、もしくはさっと表面に水を塗ってから200℃で5~10分焼きます。

焦げないように様子を見ながら焼いてください。

電子レンジ

水で湿らせたキッチンペーパーにバゲットを包み、600Wで20~30秒ほど加熱します。

加熱し過ぎないようにしましょう。

オーブントースター

オーブントースターは、乾燥しやすいので時間短縮のためにも、あらかじめ予熱しましょう。

カットしたバゲットに霧吹きをしてからトーストします。

焼く前に表面にバターを塗ってから焼くとバターがしみて柔らかくなりますし、風味が増して美味しくなります。

蒸し器

あらかじめ、沸騰させた蒸し器にバゲットを並べます。

水が垂れてこないようにふたをフキンで包みます。

ふたをしてから3~5分ほどでバゲットが水分を吸ってとても柔らかくなります。

フライパン

表面にバターを塗って、両面を中火で2分ずつ焼きます。

香ばしくなって美味しく食べられます。

また、フレンチトーストにすると格別に美味しいです。

簡単なので、ぜひ試してください。

バゲットフレンチトーストの作り方

<材料>

  • バゲット 1/2本ぐらい 2~3cmに切っておく
  • 卵    1個
  • 砂糖   大さじ2杯 30gぐらい
  • 牛乳   100~150ml
  • バター   10g(サラダ油でも可)

お好みでメープルシロップ、はちみつなど

<作り方>

  1. ボールに卵を割り入れ、砂糖を入れてよく混ぜる
  2. 牛乳を加えてさらに混ぜ、2~3cmにカットしたバゲットの両面に浸す
  3. フライパンにバターを入れてバターが溶けたら両面を3分ぐらい焼く

バゲットに卵液を長時間浸す必要はありません。

長くつけすぎるとぶよぶよになってバゲットの良さが半減します。

焼くときは、サラダ油でも大丈夫ですが、バターにするとコクがあって美味しいです。

私は食パンで作るフレンチトーストよりバゲットで作る方が好きで、出来上がったらメープルシロップをたっぷりかけていただいています。

とても美味しいのでぜひ作ってみてください。

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バゲットの保存方法

バゲットの保存方法として、常温での保存が一番おすすめです。

直射日光を避けてペーパー袋またはビニール袋に入れて保存し、乾燥し過ぎないようにしましょう。

バゲットをお好みの大きさにカットして、一つずつラップしてから保存すると場所もとらず、使い勝手がよくなります。

2日程度で食べきるのがおすすめです。

3日以上たっても食べられますが、固くなっていい香りがしなくなってきます。

冷蔵庫では乾燥しやすいので、食べ切れない分は冷凍保存すると1ケ月日持ちします。

バゲットの保存期間はどのくらい?

バゲットを美味しく頂くには常温保存で2~3日、冷凍保存で1ケ月程度です。

それ以上たってもすぐに腐ったりしませんが、時間が経つにつれて風味がなくなってきます。

固くなってしまったら、少しの水分と加熱で柔らかくしたり、フレンチトーストにするのがおすすめです。

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まとめ

バゲットが固い理由と柔らかくする方法、保存方法や保存期間をお伝えしました。

  • バゲットが固い理由は、材料に卵や油脂が含まれないから
  • バゲットを柔らかくする方法は、少量の水分を加え加熱する
  • バゲットの常温での保存期間は2~3日、冷凍保存の期間は1ケ月

バリっと香ばしいバゲット。

ちょっと固いと感じたら、柔らかくして最後まで美味しくいただきましょう。

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