茹で(チルド)うどんは1食ずつ袋詰めされているのがほとんどですが、その袋のまま冷凍保存することが可能です。
冷凍したうどんは、解凍するときに袋のまま電子レンジなどで温めることも可能で、冷凍すると約3週間ほど日持ちします。
生うどんは、うどんについているうち粉を軽く落としてから、1食分ずつ小分けにしてラップに包んで冷凍できます。
それでは、茹で(チルド)・生のうどんの冷凍保存や解凍方法、また日持ちなどについてもう少し詳しくご紹介していきます。
茹でうどんを長期間冷凍していると袋が破けることもあるので、保存袋に移し替えてから冷凍庫に入れると安心です。また臭い移りや乾燥防止も防ぐことができるのでおすすめです。
茹で(チルド)うどんは冷凍保存できるの?
茹で(チルド)うどんは冷凍保存が可能です。
スーパーなどで販売されている茹で(チルド)うどんは、袋のまま冷凍庫に入れてしまっても大丈夫です。
スーパーなどで販売されている茹で(チルド)うどんの冷凍保存についてお伝えします。
個包装された茹で(チルド)うどん
個包装された袋のまま冷凍庫へ入れるだけで冷凍できます。
ただ、茹でうどんの袋は比較的薄いことが多いので、長期間冷凍していると袋が破けてしまうことも考えられるので、冷凍用保存袋に入れてから冷凍庫に入れると安心です。
また冷凍庫の臭い移りや乾燥防止も防ぐことができるのでおすすめです。
離乳食用に使いたい時
離乳食用に茹でうどんを冷凍したい時には、いったん袋から出して使う分に小分けし、ラップで丁寧に包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍するとよいです。
数玉入りの茹で(チルド)うどん
2玉や3玉入っている茹でうどんは、1玉ずつラップで包んでから冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に入れるとよいです。
茹でて残ってしまったうどんや家庭で茹でたうどん
1食分ずつ平らにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存します。
茹で(チルド)うどんを美味しく冷凍保存する方法
茹で(チルド)うどんというのは、凍らせないでできるだけ0℃に近い低温で保存することで、美味しい状態をキープできるように作られています。
上記のように袋のまま冷凍することもできますが、コシがなくなることもあるようです。
ネット上には、「チルド食品は、凍らない程度に低温で保存することが望ましいので、冷凍庫に入れてはNG」という意見もありました。
茹で(チルド)うどんを冷凍する場合は、下記のように茹でるとコシがアップすると言われているので、茹でてから冷凍することで、より美味しく冷凍保存できるでしょう。
- 茹で(チルド)うどんを容器に移してラップをかけ、500Wの電子レンジで2分加熱する。
- 沸騰したお湯で1分茹でる。
- 冷水で絞めて水気を切ってから、1食分ずつ平らにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存する。
生うどんは冷凍保存できるの?
個包装されていて打ち粉が少ない生うどんは、袋のまま冷凍庫に入れることができます。
打ち粉が多めに付いている生うどんは、打ち粉を軽く落としてから冷凍するとよいでしょう。
個包装されていて打ち粉が少ない生うどん
スーパーなどで販売されている生うどんは、個包装されていて打ち粉が多く付いてない物であれば、袋のまま冷凍庫に入れることができます。
茹で(チルド)うどんと同様に、長期間冷凍していると袋が破けてしまうこともあるので、冷凍用保存袋に入れてから冷凍庫に入れるとよいでしょう。
打ち粉が付いている生うどん
打ち粉が多めについている生うどんは、うち粉を軽く落としてから、1食分ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
うち粉を落とすのは、臭い移りを防ぐためです。
冷凍したうどんの解凍方法
冷凍した茹で(チルド)うどんの解凍は、
- 凍ったまま茹でる方法
- 電子レンジで解凍する方法
があります。
凍ったまま茹でる方法
市販の茹で(チルド)うどんや家庭で茹でたうどんの場合
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
- 凍ったままの茹でうどんを入れて、麺がほぐれるまで茹でる。
生うどんの場合
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
- 凍ったままの生うどんを入れる。
- うどんの袋に記載されている時間より1分ほど多く茹でる。
電子レンジで解凍する
ラップに包んで冷凍した場合
- 凍ったままの茹でうどんを耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをする。
- 1食分に付き、電子レンジで3分ほど加熱する。
- 熱くなるまで加熱したら、取り出す。
袋のまま冷凍した場合
- 袋に入ったままの茹でうどんを、500Wで1分加熱する。
- ひっくり返して更に500wで1分加熱する。
急いでいる時には、袋ごと解凍できる電子レンジがおすすめです。
自然解凍をしてしまうと、解凍する段階で出てくる水分によってうどんがべちゃべちゃになって食感の悪いうどんになってしまうので、注意が必要です。
電子レンジで解凍する場合には、ちょっとしたコツがあります。
それは、「電子レンジで解凍する際は、少しずつ様子を見ながら解凍する!」です。
ワット数が高い状態で一気に解凍しようとすると、うどんの一部だけに熱が集中してしまい、未解凍の部分と加熱しすぎてしまっている部分でムラができてしまい、美味しく解凍することができないことがあります。
使用する電子レンジによって、多少解凍時間が異なると思いますので、こちらを目安にあとは様子を見ながら数秒ごとに少しずつ解凍していくようにしましょう!
ちなみに、ワット数が高いと袋が溶けたり、うどんが焦げたりすることもあるので、なるべく低めのワット数で解凍しましょう。
うどんの冷凍保存での日持ち
うどんを冷凍保存した場合、約3週間ほど日持ちするとされています。
茹でうどんの状態と比べるとかなり日持ちが長くなるので、スーパーで特売があった日などは約半月分くらいはまとめて買い込んで冷凍庫に保存できますね。
私の家の近所だと、茹でうどんの値段は大体一袋30円ほどなので、適当に具材を組み合わせても1食100円前後くらいで済むことがあります。
節約生活をするなら、うどんは必須アイテムです。
まとめ
茹で(チルド)・生のうどんは袋のまま冷凍保存や解凍ができるか、日持ちはどれくらいかについてお伝えしました。
- 茹で(チルド)うどんは冷凍保存可能で、袋ごと冷凍することもできる
- 生うどんは、うどんについているうち粉を軽く落として1食分ずつ小分けにして、ラップに包んで冷凍できる
- 冷凍した茹で(チルド)うどんは、袋ごと電子レンジで解凍が可能で、3週間ほど日持ちする
スーパーで売っている安くて美味しいうどんをたくさん買い込んで冷凍保存しておけば、いろいろと重宝しますので、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。
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