安くて栄養満点のバナナ。
子どもにも人気なので常にストックしてあるのですが、買ってきてそのまま常温で置いておくとすぐに柔らかくなってしまいます。
実は、バナナを固いままで保存するには1本ずつ小分けにしてラップで包むのが効果的です。
固いときにおいしく食べたい!というときは「レンジ加熱」がおすすめ。
逆に早く柔らかくしたい場合は、りんごと一緒に保管すると熟成が進みます。
ここからは、バナナを固いまま保存する方法や逆に柔らかくする方法についてより詳しく紹介していきます。
安売りのタイミングで買いだめしておきたい!というときは、ぜひチェックしてみてください。
バナナを固いまま保存する方法はある?
バナナを固いまま保存するには、房のままではなく1本ずつに分けておくのが効果的です。
バナナが柔らかくなるのは、バナナ自体が発する「エチレンガス」が原因。
房にしておくと、お互いにエチレンガスを吸収しあってどんどん成熟していきます。
そのため、1本ずつに分けてそれぞれをラップで包むことで、吸収を抑えて柔らかくなるのを遅らせることができるのです。
ガスを遮断できれば良いので、ビニール袋などでもOKです!
「もう少し長めに保存したい」というときは、冷蔵庫に入れてしまうのも手です。
長く入れておくと冷蔵焼けで皮が黒く変色してしまいますが、外側が黒くても中身は食べられることが多いです。
野菜室なら、変色もある程度防ぐことができますよ!
固いバナナの美味しい食べ方
買ってきてすぐの固いバナナをおいしく食べたい、というときは、「レンジ加熱」がおすすめです。
1本を皮のままレンジに入れて30秒ほど温めることで、甘みが増しておいしくなるのです。
※適切な加熱時間はバナナの熟成度やレンジの仕様によって変わります。
皮を剥いて温めると形が崩れますが、お菓子やスムージーに使う場合はそれでも問題ありません。
固いバナナを柔らかくする方法
熟れていないバナナを早く食べたい!というときは、りんごと一緒に保管することで熟成を促すことができます。
りんごは「エチレンガス」をたくさん放出するので、一緒に置いておくと成長が早まるのです。
また、固いまま保存したいときとは逆に「房のまま」で置いておくと、より効果的です。
基本的には火を通すと柔らかくなるので、切ってトーストに乗せて焼いたり、「焼きバナナ」にしてもおいしくいただけます。
離乳食に出すバナナが固いときの対処法
赤ちゃんが食べる離乳食にバナナを使うときは、食べやすいように柔らかくする必要があります。
おすすめの方法は「皮を剥いてレンジ加熱」です。
全体的にやわらかくなり甘みも増すので、おいしく食べられるようになります。
加熱する前に筋をとって端を切り落とすことで、より口当たりが良くなりますよ。
ただし、糖質が多いので量には注意してください。
まとめ
バナナを固いまま保存する方法や逆に柔らかくする方法についてご紹介しました。
それでは、今回の内容をまとめていきます。
●バナナを固いまま保存する方法
1本ずつ小分けにして、ラップかビニール袋に包んで保管しましょう。より長く保存したいときは、冷蔵庫(できれば野菜室)に入れておきます。
●固いバナナの美味しい食べ方
皮のままで30秒ほどレンジ加熱すると、甘みが増しておいしくなります。熟れてないけどすぐに食べたい、というときに試してみてください。
●固いバナナを柔らかくする方法
房のままりんごと一緒に保管することで、「エチレンガス」の効果で熟成が早まります。火を通して加工するのもおすすめです。
●離乳食に出すバナナが固いときの対処法
皮を剥いてレンジ加熱をすると、形が崩れてつぶしやすくなります。加熱前にバナナの筋をとって端を切り落とすことで、より口当たりが良くなりますよ。
以上、バナナの保管方法についてお伝えしました。
参考になれば幸いです。
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